1年間で約3億円以上の節約実績 手数料負担などを抑えられる『TransferWiseデビットカード』の日本での提供を開始

ECのミカタ編集部

トランスファーワイズ・ジャパン株式会社は、個人や法人の顧客が外国通貨で支払いをする際に、隠れコストを支払うことなく決済できる「TransferWiseデビットカード」を日本で初めて提供することを公表した。

「ミッドマーケットレート」を適用

グローバルに海外送金サービスを提供するフィンテック企業のTransferWise(本社:イギリス・ロンドン、読み方:トランスファーワイズ)の日本法人であるトランスファーワイズ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「トランスファーワイズ・ジャパン」)は、個人や法人の顧客が外国通貨で支払いをする際に、隠れコストを支払うことなく決済できる「TransferWiseデビットカード」を日本で初めて提供することを公表した。なお、デビットカード機能はCarta Worldwideにサポートされている。

TransferWiseがイギリスの調査会社キャピタル・エコノミクスに委託した調査によると、2019年だけで、日本人は海外支出に関連した手数料を970億円以上負担しており(2015年比23%増加)、そのうち約760億円を海外取引手数料(同24%増加)2、167億円を為替レートのマークアップによる「隠れコスト」(同27%増加)、残りはカードの年会費などに支払っていることが明らかになったという。

TransferWiseデビットカードでは、隠れコストのない公正な為替レートである「ミッドマーケットレート」が適用されており、また海外取引手数料が一切かからないため、顧客はより多くの資金を手元に残すことができるとしている。2021年1月に調査会社Alderson Consultingが公開情報にもとづき行った市場調査によると、TransferWiseは海外送金、支払い、海外ATM引き出しにおいて、最大5分の1の手数料で取引可能で、外貨での支払いでは最大4分の1の手数料となること明らかとなった。

最も有利な為替レートの通貨を自動で選択

2020年9月に日本でサービス提供を開始したマルチカレンシー口座に紐づくTransferWiseデビットカードは、日本の標準的な銀行口座やデビットカードにはない次のような先進的な機能を備えている。

50種類以上の通貨を保有できるだけではなく、瞬時に両替もでき、Mastercardを利用できるオンラインショップや実店舗など200か国で利用できる。自動両替技術により、カードの使用時に、最も有利な為替レートの通貨を自動で選択して両替する。

口座開設後数分で、8つの現地の口座情報(英ポンド、ユーロ、米ドル、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、ハンガリー・フォリント、ルーマニア・レイ、シンガポール・ドル)を取得。現地住所の申告や現地支店への訪問の必要がなく、TransferWiseを使用して世界24か国以上で、現地で生活する方たち同様に支払いや受け取りができるようになる。

アプリを使って簡単にチャージや両替ができるほか、即時に利用通知を受け取ったり、いつでもカードを凍結・解除したりすることも可能。カードの申込み後、すぐにカード情報を取得でき、オンラインで使用できるようになる。

1年間で約300万ドル(3億円以上)の節約を実現

トランスファーワイズ・ジャパン ディレクター 勢井美香氏は次のように述べている。

「今回、マルチカレンシー口座に紐づいたTransferWiseデビットカードを日本のお客様にお届けできるようになり、大変嬉しく思います。調査結果から、日本人は2019年の1年間だけで、本来であれば節約できたかもしれない海外支出に関連した手数料を、全体で970億円以上支払っていることがわかりました。その負担のほとんどはTransferWiseデビットカードを利用することで削減でき、お客様の手元により多くのお金を残すことができます。TransferWiseでは、公正なミッドマーケットレートのみを使用し、手数料を可能な限り低く抑え、海外取引手数料を撤廃することで、人々の節約を支援しています。

オーストラリアやニュージーランド、シンガポールでTransferWiseデビットカードを利用されているお客様は、すでに1年間で約300万ドル(3億円以上)の節約を実現しており、日本のお客様にとっても、より多くの資金の節約につながると期待しています。現在は渡航制限が設けられていますが、個人や法人のお客様が、日本もしくは海外向けのお支払いなどで、簡単で便利なお支払い方法を必要とする場合には、TransferWiseデビットカードを利用いただけます」

TransferWiseデビットカードはイギリス、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでも利用可能で、これまでに100万枚以上のデビットカードが発行され、TransferWise口座の現在の残高は40億ドル(4,000億円以上)に達している。日本におけるTransferWiseデビットカードのローンチは、2019年にシンガポールで提供が開始されたのに続き、アジアでは2番目となり、同社において、日本市場を重視していることがうかがえ、ECと切っても切れないクレジットカード市場において、その展開には視線が集まりそうだ。

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