awoo Japan株式会社（本社：東京都新宿区、代表：林思吾）が提供する人工知能による完全自動マーケティングプラットフォーム「nununi」が、株式会社ピーチ・ジョン（本社：東京都港区、代表：杤尾学）の運営する公式通販サイト「PEACH JOHN」に導入されることが決定した。

タグ接客を実現

「nununi」は商品理解と行動理解を組み合わせたアジア初のオムニチャネルマーケティングオートメーションプラットフォームである。高度な人工知能技術を搭載し、商品1つ1つに「商品特徴タグ」を自動で抽出・生成する。タグをクリックまたはタップすると、そのキーワードに関連する商品が瞬時に束ねられ、ランディングページを自動で生成していく。また、「商品特徴タグ」はユーザーのマイクロニーズ、商品と商品の関連性などを随時学習することで精度が高まり、ユーザーの購買動機に近づいていくことができる。

この技術を活用することで、サイト内の回遊性・滞在時間・離脱率・CVRなどの全体的な指標を底上げしてエンゲージメントを高める。また、生成したLPがGoogleの検索ページにインデックスされる仕組みにより、ロングテールキーワードのSEO対策を行うことができ、新規顧客の獲得も同時に実現する。

SEO対策とサイト内回遊対策を強化

コロナ禍におけるEC需要を踏まえ、新規顧客獲得と既存顧客の定着化の2つを重要視していたピーチ・ジョンは、様々なマーケティング施策に挑戦しPDCAを回していたが、「運用リソース」に課題を感じていた。

そこで、SEOを中心とする検索体験、サイト内エンゲージメントとCVRを高める顧客体験の両方をワンプラットフォームで同時に実現するマーケティングオートメーションツールで、課題を「完全自動運用」で解決するというnununiの導入が決定した。

また、多くのマーケティングソリューションが「消費者行動」を軸にターゲティングする中、nununiの人工知能技術は「商品理解」という新しいアプローチを採用している。この商品理解が業界で初めて、「購買動機」を推定することに成功した。レコメンドする商品カテゴリの幅が広がり、リアル店舗と同じような偶発的消費体験をECでも実現することができる。

より良い買い物体験価値を提供

nununiの導入にあたり、ピーチ・ジョンの宮澤雅行氏は以下のようにコメントしている。
「我々が抱えている課題を一気に解決してくれるサービスだと感じました。 SEO改善からサイト内の顧客体験までトータルでカバーしているところがとてもユニークで、魅力でした。またお客様の「マイクロニーズ」を捉えて商品を提案することが出来るようになってくると、今までにない、より良い買い物体験がECでも提供できるのではないかと考えています。 フォローなども細かく対応していただける体制をしいてくれるのもピーチ・ジョンとしてはとても心強いです」

nununiの導入により、偶発的な商品との出会いを実現することで実店舗への足が遠のくコロナ禍においてもユーザーが満足する買い物体験の提供に期待ができそうだ。