EC事業者向けのWEBアプリ「ecbeing LINEミニアプリ SaaS Edition」提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社ecbeing(本社:東京都渋谷区、代表:林雅也)は、LINEアプリ上で使えるEC事業者向けのWEBアプリケーション「ecbeig LINE ミニアプリ SaaS Edition」の開発・提供を開始した。

様々な機能を統合した「スーパーアプリ」

これまで、スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードする「ネイティブアプリ」が主流であったが、一つのアプリに様々な機能やサービス(ミニアプリ)を統合した「スーパーアプリ」が増えている。

LINEの提供する「LINEミニアプリ」を企業や店舗が導入することで消費者のライフスタイルにおけるニーズに応えるサービスをLINE上で提供することができるようになる。ダウンロードの必要がないミニアプリは、会員登録や支払い方法の登録なども簡略化されているため、ユーザビリティも高い。

「ecbeig LINE ミニアプリ SaaS Edition」

「ecbeig LINE ミニアプリ SaaS Edition」は、EC事業者が簡単にLINEミニアプリを導入し、ECに関連したサービスをユーザーに提供することができる自動バージョンアップ機能を備えたSaaS型サービスで、特徴的な機能は以下である。

■自動バージョンアップ
ecbeing LINEミニアプリ SaaS Editionはecbeingが提供するマイクロサービスの一つとして提供するため、今後も自動的に機能が追加されていく。

■簡単LINEミニアプリ追加
ユーザーはLINEアプリトップから2タップで簡単にLINEミニアプリを追加、各LINEミニアプリのサービスを利用することができる。

■LINE公式アカウントでの友だち登録
ユーザーがLINEミニアプリを追加すると同時に企業側は、LINE公式アカウントの友だち獲得やLINEユーザーIDの取得ができる。

■会員登録機能
LINEミニアプリからアクセスできる画面上からユーザーのメールアドレスや名前などのユーザー情報の取得が可能。

■ECサイト購入
LINEミニアプリ上からECサイトにすぐにアクセス、購入することができる。

■ECキャンペーン
ECで行うキャンペーンをLINE公式アカウント上で告知・集客し、メッセージをタップすることでLINEミニアプリ上からキャンペーンページの閲覧・参加が可能。

■LINEからの通知
ecbeingの提供するMessaging Serviceを契約することで、LINE公式アカウントを「友だち追加」したユーザーに向けて一括配信や様々なセグメント配信ができる。

■店頭クーポンの配布
ecbeingの提供するMessaging Serviceを契約することで、ECサイトで使えるクーポンを発行。店頭でLINEミニアプリを表示しクーポンを利用することもできる。

セグメント配信でCVRアップ

LINEとECを組み合わせて、ユーザーとコミュニケーションを取りよりパーソナルな接客を行うケースが増えている。

LINEはユーザーにとっても身近なツールでもあり、デザインに違和感を持つ人も多くはない。そのため、非常に多くのEC事業者が活用できることも強みだ。

今後も機能は順次追加されるとのことで、ecbeingを利用している大規模EC事業者がどのような活用を見せるのか、新しいLINE活用に期待がかかる。

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