ショッピージャパン、2020年の成長率と実績を発表 日本からの越境ECも飛躍的な成長を遂げる
東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム「Shopee」の日本法人である、ショッピージャパン株式会社(本社:東京都港区)は、2020年の成長率と実績を発表した。
グローバルでのオーダー数、流通総額は倍増
■2020年グローバルでの成長と実績
・オーダー数 :28億(昨年比232.8%=132.8%増)
・流通総額 :354億USドル(昨年比201.1%=101.1%増)
・販売事業者数:1,000万以上
・全体で8地域、市場に進出
・2020年東南アジア/台湾のショッピングアプリランキング月間アクティブユーザー数およびダウンロード数、第一位
・2020年5月グローバルショッピングアプリ/ダウンロード数ランキング、世界2位
・2020年グローバルブランドランキング2020、世界第8位
■2020年日本からの越境ECの成長と実績
・2020年の日本からの越境EC店舗数:昨年比4倍以上
・2020年11.11および12.12セール当日の流通総額:昨年同日比9倍以上
・日本からの越境ECではシンガポール、台湾、タイ、マレーシア、インドネシアの5つの地域で販売可能に
日本からの越境ECも飛躍的な成長
Shopeeのプラットフォームにおける販売事業者数は年々増加し、日本からも以下のような著名企業やブランドが出店している。
・ドン・キホーテ (DON DON DONKI)
・SONY
・Panasonic
・Pokemon
・無印良品(MUJI)
・Welcia-BHG
・メルカリ
Shopeeの日本越境EC事業は、2018年にシンガポール向けから開始、その後5地域に拡大し、2020年に事業者数や商品数、販売高は特に顕著に増加。理由として以下3点が挙げられる。
①巣ごもり需要の増加、アジアからのインバウンド旅行客による日本商品需要が越境EC需要にシフト
②DXの加速と日本企業のEコマースでの販路開拓に対する意欲の向上
③2020年に日本法人を設立し事業者向けのサポートが手厚くなった
事業者向けのサポート体制を強化
ショッピージャパンは2021年、物流サービスの強化や大型セールを活用するための事前準備サポートなどを強化するとしている。
同社は「国際貨物を取り扱う物流会社との提携を進めることで、販売事業者(出品者)による日本からの海外発送をスムーズにし、物流コストを抑えることを目指します。Shopeeでは4月や6月、9月以降に大型セールを実施しており、大型セールへの参加は事業者の販売高向上に繋がる絶好の機会となります」としている。