月間流通額で過去最高 NETSEAなどオークファンのBtoB卸モールが新たな金字塔

ECのミカタ編集部

株式会社SynaBizの運営する「NETSEA」をはじめとするBtoB卸モールにて、3月度の月間流通額が9.1億となり、過去最高を更新したことを公表した。

NETSEA単体でも過去最高

株式会社オークファン(本社:東京都品川区、代表取締役:武永修、以下「オークファン」)は、子会社である株式会社SynaBizの運営する「NETSEA」(ネッシー)をはじめとするBtoB卸モールにて、3月度の月間流通額が9.1億となり、過去最高を更新したことを公表した。

また同社によれば、昨年4月は新型コロナの影響によるマスク・除菌商品不足にともなう感染症対策商品の需要により大幅に流通が増加したが、感染症対策商品を除いた場合では、NETSEA単体においてもサービスリリース以来13年間の月間流通額の中で過去最高となったという。

雑貨・美容&健康・アパレルが牽引

雑貨・美容&健康・アパレルが牽引

今回NETSEAの月間流通額が過去最高を更新した主な要因として、一般消費者の購買行動の変化があるようだ。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言により、一般消費者はこれまで以上にECサイトを通じて商品の購買を行うようになった。NETSEAではネットショップバイヤーが7割を占めるため、このような流通増加につながったと分析している。

カテゴリ別では雑貨、美容・健康、アパレルカテゴリの流通額が増加しており、昨年3月との比較では店舗用品・事務用品カテゴリや家具・インテリアカテゴリ、家電・AV・PCカテゴリが大きく伸長した。

また、2回目の緊急事態宣言が発令によるさらなるECシフト需要に備え、NETSEAでは仕入れ応援のため、「大恐竜祭」「目玉商品セール」「39デー」「大口注文クーポン」など様々な販促企画を実施。サプライヤー企業に、特集セール企画などの協力を得て、バイヤーの仕入れニーズに応えることができたとしている。

サービス拡充を通してサプライヤー・バイヤーの売上拡大に貢献

さらにNETSEAでは、2021年3月より、オークファンの副業支援サービス「good sellers(グッドセラーズ)」によるサプライヤーに対する売上向上支援サービスの提供を開始している。

今後は滞留在庫の流動化をするReValue(リバリュー)での取扱商品や機能、またバイヤーの育成サービス等、オークファングループの各サービス・機能をNETSEAに取り込むことでサービス拡充し、サプライヤー・バイヤーの売上拡大に貢献するとしており、さらなる快進撃にも期待が持てそうだ。

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