ネクストエンジンがFacebookショップとの連携をスタート 体験を軸としたソーシャルコマース展開を支援

ECのミカタ編集部

Hamee株式会社は、クラウド型EC Attractions「ネクストエンジン」の拡張機能として「Facebookショップ連携アプリ」をリリースした。

SNSアカウントからショップへの導線を作れる

Hamee株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:樋口敦士、証券コード:東証一部 3134、以下、Hamee)は、クラウド(SaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」の拡張機能として「Facebookショップ連携アプリ」をリリースした。

Facebookショップとは、2020年6月中旬に日本国内で提供が開始された、Facebook、Instagram上にオンラインショップを無料で開設できる機能で、ビジネスアカウントは自社のFacebookページやInstagramのプロフィール上からショップへの導線を作ることができる。

将来的には、ライブショッピング機能やロイヤリティプログラムとの連携などの導入も予定されており、Facebook社が提供するプラットフォームを通じて、より充実したショッピング体験を実現することも期待される。

「Facebookショップ連携アプリ」で実現できること

「Facebookショップ連携アプリ」で実現できること

◆商品連携

「ネクストエンジン」で管理している商品名や商品画像を選択し、より手軽にFacebook、Instagram上の商品カタログに登録することができる。

◆在庫連携

「ネクストエンジン」で管理している在庫数をFacebook、Instagram上のショップの在庫有無に自動で反映する。その他モール・カート店舗と「ネクストエンジン」を連携することで、複数店舗の在庫を一元管理することができる。

体験を軸としたソーシャルコマース展開を支援

リリースに際して同社では次のように述べている。

“「Facebookショップ連携アプリ」と、「ネクストエンジン」の基本機能を組み合わせることで効率よく、Facebook、Instagram上へ販売チャネルを増やすことができるようになり、EC事業者様が思い描く、ソーシャルコマースにおける体験への注力を実現します。今後ネクストエンジンは、サービス開始以来、得られた運用ノウハウと、ケイパビリティをダイナミックに活用し、自動化・効率化を実現させた一歩先の「体験」に価値をおき、リアルやネットにとらわれないEC事業者様の「Enjoy Commerce」を支援するソリューション・サービスへの進化を目指します”

Facebookは全世界で月間アクティブ利用者数28億人(2020年12月時点)、Instagramは全世界で月間アクティブアカウント数が10億を超える(2018年6月時点)。2020年5月20日に発表された、シームレスなオンラインショッピングの実現を掲げ「Facebookショップ」をはじめ、EC事業者が「D2C(Direct to Consumer)」で商品を販売し成長するためのツール提供に注力しており、日本でも数社に限定したパートナー企業との協業を発表している。

その上で「ネクストエンジン」は、国内類似サービスに先駆け、そのパートナーシップ候補の1社として声がかかり、「Facebookショップ連携アプリ」の開発に至ったとしている。今後、有力なEC展開をする上でのフィールドとして注目される「Facebookショップ」での同社の存在感が示されることになりそうだ。

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