『Letro』がEC基幹システムecforceとのAPI連携を開始
SaaSとデジタル人材で企業のマーケティングDXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:中村壮秀、証券コード:6081)は、同社のダイレクトマーケティング特化型UGC活用ソリューション「Letro」が、EC基幹システム「ecforce」とのAPI連携を行い、UGC施策のさらなる成果向上の実現を企図する新機能の提供を開始した。
サイクルの最適化でUGC効果を最大化
同社は、API連携によってecforce内で保有する自社の顧客データが活用できるようになり、購入者に対してUGC投稿を促すフローを自動化することが可能になったとしている。
具体的には、商品やサービス購入のタイミングでUGCの投稿を促すメッセージが送信されることで、購入回数に応じて継続的にUGCを生成する機会を創出。生成されたUGCの収集までを自動化することができる。
また、収集されたUGCはLetroに同期され、サイト上への表示から最適化まで行えることから、成果ポイントが可視化でき、結果的にROIの計測が可能になるという。
これらの機能により、UGC施策の実施に至らない要因を取り除くことができ、さらに「生成・収集・活用・効果測定・改善」のサイクルを定期的に回しながら、UGCの効果を最大化する仕組みを提供するとしている。
CVR1.65倍を実現
PHOEBE BEAUTY UPでは、自社ECサイトを利用して商品を購入したユーザーデータをecforceから抽出し、抽出された購入者に対してLetroから自動的にInstagramにUGC投稿を促すメッセージを送信することで、最小限の手間でUGCを継続的に生成することが可能になったという。また、生成したUGCをLetroを用いて新規顧客向けLPに掲載したことで、CVR1.65倍を実現したそうだ。
これまでPHOEBE BEAUTY UPの新規顧客向けLPには、主にギフティング経由の商品使用者によって生成されたUGCを掲載していたが、商品購入者によって生成されたUGCを掲載することで、より"リアル"で"信頼できる情報"を掲載することができ、購入意欲を促進するコンテンツとなった。今後は、同機能を利用する商品を拡大し、EC施策の成果向上を目指すとしている。
UGC投稿を促すフローを自動化
同社はAPI連携の背景として、次のように述べている。
「これまでのLetroを通じたEC事業社様への支援実績からも、UGCを活用することで購入率、転換率が大いに向上することが明らかになっており、UGC活用はEC事業において不可欠な施策であると言えます。
しかしながら、以下3点の課題によりUGC施策の実施に至らない企業が少なくありません。
インフルエンサーなどへの投稿依頼といった単発施策でしかUGC生成ができず、継続的にUGCが生成される仕組みを構築できない複数の商品がある場合、UGCがある商品とない商品が存在するため、すべての商品でバランスよく同じ取り組みができないROIを計測する基盤がないため、手間のかかる施策に対して投資判断ができない、
これらの課題を解決し、EC事業におけるUGC活用を推進するために、あらゆるビジネスのEC化を支援するECプラットフォームである ecforceとAPI連携を行い、購入者に対してUGC投稿を促すフローを自動化するサービスの提供を開始いたします」
企業のダイレクトマーケティング施策へのUGC活用を支援することで、売上成果向上につながるUGC活用ツール「Letro」。食品や化粧品の大手通販メーカーをはじめとする多数企業の売上成果向上を実現しており、化粧品通販売上高ランキングトップ25社のうち半数以上の企業でLetroが利用されるなど、高い評価を得てきた。
そのLetroがecforceとのAPI連携を実現された。今後もマーケティング施策において"ユーザーファースト"なクリエイティブを実現するべく機能の開発・拡充に努め、企業のマーケティング成果向上に貢献するとしており、これからの進化にも注目と言えそうだ。