【フィードフォース×ハックルベリー】国内環境に合わせたShopifyアプリを提供する企業アライアンス「App Unity」を設立
株式会社フィードフォース(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田 耕司、以下「フィードフォース」)は、株式会社ハックルベリー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:安藤 祐輔、以下「ハックルベリー」)と業務提携を行い、国内環境に適合したShopifyアプリを提供する企業アライアンス「App Unity」(以下「App Unity」)を株式会社リワイア(所在地:東京都文京区、代表取締役:岡田 吉弘、以下「リワイア」)を含む3社で設立したと発表した。
App Unityでは、Shopifyアプリのサポート体制の標準化や、国内EC環境に適合したアプリの開発などを行っていく構えだ。
Shopifyアプリをめぐる課題
世界175カ国で利用数が伸びているShopifyは、日本国内においてもマーチャント(事業者)数を伸ばしている。
その一方で、国内の商習慣に適合した機能を提供する国産のアプリがまだそれほど多くないことや、複数のアプリを入れた際に、アプリ間の干渉や、テーマとアプリの干渉などの調査および解消が、事業主や支援会社の大きな負担になっているなど、アプリに関するいくつかの課題が存在している。
そこで、フィードフォースとハックルベリー、リワイアの3社は、アプリ提供会社という立場からこれらの課題の解決を通じて、国内のShopifyのさらなる普及に貢献するため、企業アライアンス「App Unity」を設立したという。
Shopifyを取り巻く環境の発展を目指すApp Unity
App Unityでは、アプリ提供会社という立場からShopifyアプリのサポート体制の標準化、相互のアプリ間やテーマとアプリ間の干渉の調査および解消、国内EC環境に適合した新規アプリの開発、Shopifyコミュニティへの積極的な参加などを行っていくことで、国内のShopifyでのサイト構築、運用をスムーズに行うためのサポートを行い、Shopifyを取り巻く環境の発展に寄与していくという。
App Unityを通じて目指すこと
1. 国内環境に適合したアプリの提供
・国内の環境や商習慣に適合したアプリおよびテーマの開発
2. アプリの各種サポート
・アプリ間、アプリとテーマ間の干渉の解消や技術的な問題の解決
・標準化されたアプリのサポート体制やFAQの提供
・積極的な技術情報の提供、コミュニティへの参加
・アプリのカスタマイズを通じた、よりアドバンスなアプリ利用を安定して提供
3. 詳細なアプリに関する情報の提供
・目的に応じたベストプラクティスの提供
・国産アプリについての詳細な情報提供
・アプリを中心としたイベント等の開催
Shopifyは、自社でサーバを用意したりパッケージを導入したりすることなく、サブスクリプション型のサービスモデルでECサイトを開設できる手軽さが評価され、出店事業者数を伸ばしている。
Shopifyの躍進は日本も例外ではないが、カナダ発のプラットフォームであることから、日本国内の個別の取引環境に100%対応しきれているわけではない。プラットフォーム自体は日本向けにローカライズされているが、アプリは海外の開発者が制作したものが多いため、言葉の壁に直面するケースもある。
今回設立されたApp Unityが日本の商習慣に合わせた新規アプリの開発等を行うことで、Shopifyは日本のEC事業者にとってますます魅力あるプラットフォームになっていくだろう。