口コミが商品購入や来店を後押し 中国で人気のSNS「小紅書(RED)」利用実態調査で

ECのミカタ編集部

アライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:中村壮秀、証券コード:6081)は、中国で近年人気を博している、ライフスタイル・美容・ファッション・旅行などの情報を共有するSNS「小紅書(RED、以下RED)」の利用実態を調査するためアンケートを実施。同社が独自に構築する日本最大級の在日中国人KOC※コミュニティ「BoJapan(ボージャパン)」のメンバー467名が回答した。

※ Key Opinion Customerの略称。口コミを発信する消費者を指し、ありのままの発信が信頼性を生み、他の消費者に影響を与える

月間利用者数が1億人を突破した「RED」

昨今、月間利用者数が1億人を突破するなど人気を博し、化粧品をはじめとした女性向け商材を取り扱う企業の中国向けマーケティング施策にも活用されているSNSの一つが、ライフスタイル・美容・ファッション・旅行などの情報を共有する「RED」だ。

ユーザーの9割が女性で、消費力・購買意欲が高いと言われているZ世代や中国都市部在住者が多いという特徴がある。

また、Eコマース機能を兼ね備えており、口コミ検索から購買までシームレスに行なうことができることから、多くの企業がRED上で公式アカウントからの情報発信や、KOL(Key Opinion Leader:中国で多大な影響力を持つインフルサー)・ KOCを起用したプロモーションを実施し、ユーザーの購買を喚起している。

今回、REDの利用実態や生活者への影響など、REDと消費行動の関係性解明を目的に、日本在住で日本商品の消費や中国SNSでの情報発信に積極的なBoJapanメンバーを対象にした調査を行った。

REDは商品情報の検索・収集に利用されている

REDの利用目的について聞いたところ、「話題の商品やトレンド情報を入手するため」が約93%と最も多く、次いで「商品の効果効能など口コミ内容を参考にするため」「新商品の情報を入手するため」が約80%となっている。

このことから、REDは商品に関わるあらゆる情報を検索・収集するために利用されていることがわかる。

89%が購入検討時にREDを参考にしている

商品の購入を検討する際に参考にするSNSを尋ねたところ、REDが約89%と最も高くなった。次いで、WeChatやWeiboも過半数が「参考にしている」と回答しているが、REDの投稿を参考にしている人が突出して多い結果となった。

97%がREDの口コミを参考に購入・来店

REDの口コミを参考にして商品を購入したり店舗に行ったりしたことがある人は約97%を占め、REDから収集した情報がその後の生活者の購買行動に影響を与えていることがうかがえる。

“KOC”からの発信が商品購入や店舗来店の後押しに効果的

商品購入や店舗へ行くきっかけとして参考になった情報を聞いたところ、「友人やフォローしている一般(KOC)の方の口コミ投稿」が約76%と最も多くなった。

「インフルエンサー(KOL)の投稿」も約57%と過半数を占めているが、”身近で信頼できる友人や一般の方の口コミ”のほうが高い結果となっており、商品購入や店舗へ行く後押しとしてKOCからの発信が非常に効果的であることがわかる。

今回の調査から、REDは中国人女性のあいだで商品購入の意思決定に大きな影響をもつSNSであることが明らかになった。また、最近ではインフルエンサーの投稿だけでなく、一般人の口コミの影響力が高まっており、KOC施策の実施が高い効果につながる可能性があることもわかっている。

中国人女性をターゲットにビジネスを展開する際は、REDを意識した取り組みを行うことが勝敗を分ける要因になるかもしれない。

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