【EC×SNS】レビューのつながりがブランド価値を創出する『EDiTuS』クローズドβ版を公開
株式会社アール・スリー(本社:神奈川県横浜市青葉区、代表取締役 CEO:⻄尾達哉)は、SNSとECを兼ね備えた共創型コマースプラットフォーム EDiTuSを開発し、クローズドβテストを公開した。
グローバル展開を見据える
株式会社アール・スリーは、SNSとECを兼ね備えた共創型コマースプラットフォーム EDiTuSを開発し、2021年6⽉15日よりクローズドβテストを公開した。また今夏、一般に向けてローンチする予定だとしており、すでに世界4カ国 (中国、フィリピン、インドネシア、シンガポール)で世界特許を取得済で、将来的にグローバルでの展開を見据える。
EDiTuSは、D2C(Direct to Consumer)を支援する共創型コマースプラットフォームとしてユーザー同士がおすすめレビューを紹介し合い、レビューしたユーザー(投稿者)とそれを見て購入、または現地で「顧客体験」したユーザー(閲覧者)双方に加盟店から謝礼として「報酬」が支払われるレベニューシェアープログラムとなっている。
具体的な機能としては、インスタグラムやAmazonアソシエイト・プログラムとも連携し、カテゴリーごとにレビューを集め、閲覧可能になると同時にユーザーはEDiTuSにも直接投稿できる。
GOOD FOR EVERYONE(三方よし2.0)
各キーパーソンからは、次のようなコメントが出されている。
COO 中野 徳和 氏
「私たちの想いとしては、これまでのSNSユーザーは『誰かに承認されたい、自らの投稿がお金を生むことはない』という既成概念に囚われていましたが、EDiTuSでは、ユーザー自らの投稿を『誰かに喜んでもらい、その情報がお金を生み関係者の間でシェアする』ことで『新たな社会的・経済的価値』を生みだすビジネスモデルになるではないかと考えています。この発想の原点は日本独自の文化形成から生まれた、近江商人の『三方よし』を現代で主流となりつつあるDXの時代性に合わせて新たな解釈を加え『GOOD FOR EVERYONE(三方よし2.0)』としてコンセプト化しました。EDiTuSのビジョンは、『投稿者および閲覧者』双方がEDiTuSを通して本来それぞれが潜在的に持つ『創造性』をお互いに引き出し合い、SNSやECを通した『顧客体験が新たな価値』を生み出すことを目指しています」
CDO 門田 進一郎 氏
「EDiTuSの3者(投稿者・ブランド・閲覧者)が共感し合い創り出す、新たな「つながり」が、モノ・コトの価値を進化させ、誰も想像していなかったファンや関係人口をも生み出すデジタル・プラットフォームを展開していきます」
CXO 川添 隆 氏
「SNSが登場して以降、SNSが購買の意思決定に重要な影響を与えるメディアになりました。一方で、個人も企業もSNSという場を“ハック”しようとしてきたのも事実です。EDiTuSはインターネットにおける『三方よし』の共創型コマースプラットフォームです。感動したモノや体験を起点として、投稿者・ブランド・閲覧者がゆるいつながりをつくり、SNS本来の“自然な共創”が生まれるような3者それぞれの体験設計をやっていきたいと考えています」
「新たな関係性」がブランド価値を創出する
同社は、EDiTuSについてユーザー自らがアンバサダーとなり、お気に入りの店・ECサイトや商品を発信し、次の潜在ユーザーへとつなげてくれるため、参加するブランドや事業者はこれまでのような広告モデルに頼らずともその商品およびサービスの認知度と売上げ向上につながる新たなマーケティング手法になるとしている。
さらにブランドや事業者も、SNSやECを通してユーザー顧客と直接接点を持ち、顧客自らが現地へ赴きその商品やサービスおよび生産者と直接触れ合うことでファンとなり、「新たな関係性」そのものがブランド価値を創出する仕組みを今後構築していくとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。