カシオ計算機は、株式会社バニッシュ・スタンダード（本社：東京都港区、代表取締役：小野里 寧晃）が運営するオムニチャネルツール「STAFF START（スタッフスタート）」を導入したことを公表した。

着用シーンをイメージしながら購入できる

カシオ計算機は、株式会社バニッシュ・スタンダードが運営するオムニチャネルツール「STAFF START」を導入した。これによりユーザーは、Webサイトで店舗スタッフによる“G-SHOCK”や“BABY-G”と洋服などをスタイリングしたスナップ写真や、製品のお勧めポイントを見て、着用シーンをイメージしながら買い物を楽しむことができるようになった。

「STAFF START」は、販売スタッフがコーディネート投稿を始めとするオンライン接客を可能とするサービスで、これまでは、主にアパレル業界で導入されており、時計メーカーでは初めての導入となる。

店舗で接客を受けているかのような体験を提供

カシオでは今回の導入により、“G-SHOCK”や“BABY-G”の魅力をよく知る“G-SHOCK STORE”の店舗スタッフによるWebサイトを通じたオンライン接客が可能になったとしている。

店舗スタッフが製品を着用したスナップ写真や製品の特長などを“G-SNAP”としてWebサイト上に投稿し、ユーザーに提案。WebサイトはEC機能を備えているため、ユーザーは店舗スタッフのスタイリングやお勧めポイントを参考にするといった、店舗で接客を受けているかのような体験を経て、その場で購入まで行える。

ECでユーザーとの“つながり”を深める

今回の導入に際し、“G-SHOCK STORE GINZA”の笹生統轄店長は次のように述べている。

「私ども店舗スタッフが自分たちで考えるコーディネートを通じ、日本全国のお客様に接客できることにワクワクしております。オンラインでの接客をきっかけに、より多くのお客様にカシオブランドと“G-SHOCK STORE”を広く知っていただくことを目指します」

アパレル業界で店舗スタッフを活用したオンライン接客で数多くの実績を重ねてきたバニッシュ・スタンダードの「STAFF START」。その裾野を大手国内メーカーのECサイトに広げたことになる。

カシオでは、オンライン・オフラインの両方で繋がり続けることができるような取り組みを今後も進めるとしており、ECサイトを通して一人一人のユーザーとの結びつきが深まることになりそうだ。