グッドイートカンパニー、10億円の投資事業で日本の食産業を活性化 EC・DX支援も

ECのミカタ編集部

株式会社グッドイートカンパニー(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:楠本修二郎/以下「グッドイートカンパニー」)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響の長期化を受け、苦境に立たされている飲食店や食品加工業など、日本の食産業を支える事業者に対して、10億円規模の投資事業を決定したと発表した。

強い食産業を育むインフラを創造

グッドイートカンパニーは、「日本の食を愛する、すべての人の思い・体験・技術を未来につなぎ、世界中へ拡げる」というミッションのもと、日本の高い技術や繊細な味覚とテクノロジーを掛け合わせ、強い食産業を育むインフラを創造するべく設立された。

同社の5つの指針を推進しながら、飲食店、料理人・生産者・食品加工業等の事業者と共に、食の体験価値を共創し、食産業の発展に寄与する構えだ。

グッドイートカンパニーの5つの指針

① つくり手の匠の技とITやフードテックを融合することで、食に携わる叡智を知財化し、新しい事業をプロデュースする。

② クリエイティブやデザインの力を活用することで、日本の様々な食のストーリーや歴史を伝承する。

③ 日本の自然・風土から成る地域性を尊重し、その魅力を最大化する企画を生み出す。

④ リアル店舗とオンラインを連動させた新しい食の楽しみや、既存のあり方に縛られない新しい食コミュニティを創造する。

⑤ 独自の海外ネットワークを活用し、日本の食の海外への普及と事業展開を加速する。

食のコミュニティ型ECサイトでの支援も

そのほか、同社の事業である食のコミュニティ型ECサイト「GOOD EAT CLUB」において、飲食店及び食産業を支える事業者に対しての支援策を実施するという。

◆飲食店、及び、食産業に関わる事業者の 「GOOD EAT CLUB」出店料の年内無料サービスを実施

◆「GOOD EAT CLUB」の売上の1%を日本の食産業復興に寄付

グッドイートカンパニーは、食のエモーション・コマース(EC)事業、食のオフラインコミュニティ事業、食のプロデュースやDX支援事業を3つの柱とし、食のイノベーションを起こすことを目指している。

コロナ禍の長期化で、日本の外食関連産業は近年なかったほどの苦境に立たされている。日本の豊かな食文化を守るためにも、ECやDXを含む新たな取り組みが急務となっており、同社の取り組みが少しでも日本の食産業の振興につながることを期待したい。

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