Shopifyアプリ「定期購買」、決済前の事前メール通知・再決済機能を追加

ECのミカタ編集部

株式会社ハックルベリー(東京都渋谷区、代表取締役社長:安藤 祐輔、以下「ハックルベリー」)は、同社が提供する定期購買APIに対応した日本初のShopifyアプリ「定期購買」に決済前の事前メール通知、ユーザーの決済失敗時の再決済機能を追加、またレポート機能を拡充しアップデートしたと発表した。

決済前のお知らせメールで決済の失敗を防止

決済前の事前メール通知機能の追加により、マーチャント(事業者)はユーザーに決済日より指定日付前に決済のお知らせメールを送付できる。

送付日は3日前、5日前などマーチャント側で設定が可能。これにより決済の失敗を防止し、ユーザーの体験向上に寄与する。

決済失敗時も再決済が可能に

また、決済失敗時の再決済機能を追加したことで、ユーザーが登録したクレジットカードが何らかの理由で利用できなくなり、自動の定期購買決済に失敗した場合、管理画面から再決済ができるようになった。

他の一部のアプリでは再度決済ができないため、ユーザーに別途単品で商品を購入してもらう、もしくは次の定期購買周期まで待ってもらうなどの対応が必要となっている。

一方、「定期購買」では、決済が失敗した場合もユーザー側が原因を解決すれば、再度決済を行い、商品を定期配送することで、ユーザーの満足度向上に寄与する。

売上向上の分析に必要な指標を可視化

「定期購買」には、従前から定期購買売上(MRR:Monthly Recurring Revenue)のレポート機能はあったものの、今回新たに下記指標を追加し、よりマーチャント(事業者)の売上向上の分析に必要な指標を可視化した。

・定期購買件数
・MRR(Monthly Recurring Revenue):毎月の売上
・LTV(Life Time Value):顧客ごとの生涯売上
・ARPS(Average Revenue Per Subscriptions):定期購買契約ごとの平均単価
・Subscriptions Churn rate:定期購買の解約率
・Revenue Churn rate:解約による定期購買売上の減少率

ハックルベリーが提供する「定期購買」は、Shopifyが公式提供する定期購買APIに対応した日本初のShopifyアプリで、日本の定期購買商習慣に応じた機能を備えているのが特徴だ。2021年2月のリリース後、10日で100インストールを達成するなど、定期購買に特化したShopifyアプリへの高い需要を浮き彫りにしている。

同社は「今後もアップデートを重ね、日本の定期購買商習慣に応じたマーケティング/CRM機能を追加する」としており、同アプリの価値はこれからも着実に高まっていきそうだ。

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