カゴメECサイトがKDDIエボルバの『ボイスボット(AI音声自動応答サービス)』を導入
株式会社KDDIエボルバ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若槻肇、以下KDDIエボルバ)は、「ボイスボット」を、カゴメ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:山口聡、以下 カゴメ)の「カゴメ健康直送便」に導入し、電話による自動受付を開始した。
自動応答音声チャットボット『ボイスボット』
KDDIエボルバは、コンタクトセンターの電話応対業務自動化を目的とした「ボイスボット(AI音声自動応答サービス)」を、カゴメが提供する通信販売「カゴメ健康直送便」に導入し、2021年8月から電話による自動受付を開始した。
KDDIエボルバ ボイスボット(AI音声自動応答サービス)は、顧客からの電話をAIが音声認識し、設計した対話シナリオに沿って、音声合成した滑らかな発話で自動応答する音声チャットボットだ。
予約や注文、資料請求等の受付や、登録内容や在庫等の確認、混雑時の一次対応や窓口案内などの定型的なコールセンター業務のほか、災害対策(BCP)の一次受付として活用できる。
購入対応を自然な自動音声で行える
今回の導入により、「カゴメ健康直送便」の商品を購入する利用者は、24時間365日、ライフスタイルに合わせて都合の良い時間帯に注文ができるようになるという。受付内容は、顧客の携帯電話番号宛にSMS(ショートメッセージサービス)にて通知される。なお、ボイスボットは、「カゴメ健康直送便」の注文自動受付より開始し、「定期お届けコース」会員からの問合せ対応も順次自動化を予定しているという。
進化するEC接客
近年、AI技術の発展もあって、チャットボットの進化の速度は目覚ましいものがある。ECにおいても顧客対応はブランドの構築やロイヤリティ醸成の上でも重要な要素であり、チャットボットの活用は有効な施策となるだろう。テキストチャットなどによるWeb接客も広く浸透しているが、年齢層などによっては、音声による問い合わせや接客を好むユーザーもおり、そうした顧客に寄り添う意味でも、同社のソリューションは威力を発揮することになりそうだ。
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