JR東日本のECモール「JRE MALL」、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入

EC商品検索・レビュー・OMOソリューションを開発販売するZETA株式会社(本社：東京都世田谷区）は、東日本旅客鉄道株式会社(本社：東京都渋谷区)が運営するECショッピングモール「JRE MALL(ジェイアールイーモール)」にてEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が導入されたと公表した。

JR東日本のECサイト「JRE MALL」

JR東日本グループは、鉄道をはじめとした輸送サービスや駅を拠点とした生活サービス、決済を中心にあらゆる場面のシームレス化を実現するIT・Suicaサービスを展開している。

「JRE MALL」は、JR東日本グループ共通ポイント「JRE POINT」が貯まる・使えるECサイトで、鉄道グッズやSuicaペンギングッズ、各地の地産品など特色のある商品が揃うECサイト。

オンラインで事前注文することにより、エキュートやグランスタといったエキナカ店舗で商品の受け取りができるほか、ふるさと納税もできる。

検索精度の改善と高速化を実現

今回、「JRE MALL」ではZETAが提供するEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入し、検索速度・精度を改善し検索機能を強化した。

これまでは、キーワード検索時の結果表示に関連度の低い商品が上位に表示される課題があったが、知見に基づく独自ロジックによるおすすめ順の並べ替えを実装することで課題を解決。ユーザーの離脱防止策として高速化にも取り組んでおり、検索結果表示のみならず、ページ遷移の高速化も実現したという。

さらに、豊富な商品ラインナップから快適に商品検索ができるよう、新着順・価格の安い順・価格の高い順・ポイント倍率順での並べ替え機能を設けることで、多様なユーザー層のニーズに応える利便性向上に取り組んでいる。

サイト内検索エンジンにも「おもてなし」

「ZETA SEARCH」は、ECサイトにおける検索で重要とされる「絞り込み」と「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したEC商品検索・サイト内検索エンジン。大規模・高負荷に対応しており、ユーザーの離脱率、放棄率を低下しコンバージョンを最大化する。

ユーザーがサイト内検索をするのは具体的に探したいものがあるときで、購買意欲が高い可能性が大きい。精度の低いサイト内検索エンジンで絶好の機会を逃してしまっているとしたら、あまりにももったいないことだ。

老若男女がECを利用するようになってきた今、リテラシーの高くない層も快適に利用できるよう、サイト内エンジンにもユーザーの意図を汲み取って先回りして提案する「おもてなし」が求められている。