卸・仕入れサイト「orosy」がショート動画プラットフォーム「Firework」を導入、縦長動画で独自性発揮
Loop Now Technologies(本社:米シリコンバレー、CEO:Vincent Yang)は、同社が提供するストーリー型動画マーケティング プラットフォーム「Firework」が、株式会社スペースエンジン(本社:東京都千代田区、代表取締役:野口 寛士)が運営するウェブサイト「orosy」に導入されたと発表した。
独自性の高い商品を扱う卸・仕入れサイト「orosy」
新型コロナウィルスの蔓延によって、さまざまな経済活動がオンラインに転換されている。B2Cのショッピング市場はもちろん、B2Bでもその需要は増している。こうした中、2021年8月に総額1.8億円の資金調達を実施するなど急成長しているのが、株式会社スペースエンジンが提供する「orosy」だ。
orosyは「すべての人に自由なリテールを」をミッションに、独自性の高い商品を、実店舗やEC事業者が仕入れることができるオンラインマーケットプレイス。初めて卸販売を行うD2Cブランドや小規模なメーカー、クリエイターなど、他社では卸販売していない独自性の高いブランドと、高感度な商品の仕入れを希望する大手小売店舗や地方の個人店舗、EC事業者の利用が多いことを特徴としている。
orosyは、独自性の高い商品をより良く伝えるため、また他のプラットフォームとの差別化のため、Fireworkに着目したという。
動画で商品の魅力をアピール
Firewor導入後は、商品の動画をトップページに置くことで、バイヤーの興味を引くだけでなく、商品の魅力を存分に伝えることに成功している。動画素材はサプライヤーからの提供がほとんどで、その際にはFireworkが提供するInstagramインポーターを活用している。
Instagramインポーターは、Instagramのアカウントを入力するだけで、Instagram Storiesとハイライトに掲載されている動画を自動で取り込める、Firework独自の機能だ。
今後もサプライヤーの動画のラインナップを充実させることはもちろん、ライブコマースも活用して、新しい仕入れ体験の提供を目指しているという。
モバイルセッションが5倍になった導入事例も
Loop Now Technologiesが提供する「Firework」は、ウェブサイトに簡単に縦型ショート動画を掲載できるプラットフォーム。ユーザーがSNSで慣れ親しんでいるストーリー形式の動画をECサイトのコンテンツとして活用することで、顧客体験の向上に寄与する。
導入企業では、新商品のショート動画を公開することで、モバイルセッションが5倍になったという事例もある。縦長ショート動画は、B2Cに限らずB2Bのマーケティングにおいても、今後活躍の幅を広げていくだろう。