ハイブリッド型レコメンドエンジン「デクワス.RECO」がSprocketと連携、「今、生じている行動」に基づいたレコメンドが可能に

ECのミカタ編集部

サイジニア株式会社(本社:東京都港区)は、株式会社Sprocket(本社:東京都目黒区)との連携を10月7日より開始すると発表した。「デクワス.RECO」のレコメンドとSprocketのWeb接客ツールが連携することにより「今、生じている行動」に基づいた、最適な場所やタイミングでのレコメンドが可能になるという。

存在感を増すレコメンドエンジンやWeb接客ツール

昨今、ECサイトにおいてユーザーが欲しい商品を見つけるための仕組みとして、商品のレコメンド機能が注目されている。例えば、ユーザーがショッピング中の場面ごと、すなわち商品詳細ページやカートページごとに異なるテイストのレコメンドを表示することでコンバージョン率を高めることが可能だ。

一方で、商品詳細ページなどの場面ごとのレコメンドであるため、ユーザーが商品詳細ページを離脱した瞬間など売上を逸する恐れがあるタイミングではユーザーに適切なアプローチができないという課題があった。

Web接客ツールは、1人ひとりのユーザーの行動から最適なタイミングで「声かけ(Web接客)」を行うことで、実店舗のような質の高い接客をWebサイトで実現するソリューション。

ユーザーの滞在時間や画面のスクロール割合、クリックなどからユーザーの行動をリアルタイムにトラッキングする。また、商品詳細ページを離れてもブラウザにポップアップする情報を表示することができ、サイトの離脱率を低下させ売上向上に寄与する。

「今、生じている行動」に基づいたレコメンド

今回、両社のWeb接客ツールとレコメンドが連携することにより、「今、生じている行動」に基づいて最適な場所やタイミングでユーザーの欲しい商品のおすすめが可能となった。

「デクワス.RECO」は、ユーザーのクリック行動に即座に対応する「リアルタイム処理」と、潜在するロングテール商品を底上げする「複雑ネットワーク」を掛け合わせたハイブリッド型レコメンドエンジン。「Sprocket」は、ユーザーのオンライン行動データ(ページ閲覧、スクロール、クリックなど)を活用し、カスタマージャーニーに合わせて最適なタイミングで情報をポップアップ表示するWeb接客ツールだ。

「デクワス.RECO」とSprocketが連携することで「今、生じている行動」に基づき、まだ見つかっていない商品を、最適な場所・タイミングでおすすめする接客が可能となる。

ユーザー心理に合わせた自然なレコメンドを実現

「デクワス.RECO」のおもな特徴は下記の通りだ。

・ユーザーの行動をリアルタイムに分析し、その瞬間の最適なレコメンドを表示可能
・売れ筋商品だけではなく、ロングテール商品を適切にレコメンドすることが可能
・メンテナンスフリー(設定および日々の運用・監視はサイジニアにて実施)

レコメンドコンテンツは、商品詳細ページやカートページの下部など決まった位置に表示されるのが一般的だ。Sprocketと連携することにより、ポップアップを利用して自由な位置とタイミングでレコメンドを表示できるようになる。

「このページを半分スクロールしたら」「商品をカートに入れた5秒後に」など、Sprocketのセグメントを利用することで、ユーザーの心理に合わせた自然なレコメンドを実現する。

レコメンドコンテンツの配信場所を増やせるだけでなく、「レコメンドが実際に何回表示されて、コンバージョン率にどのように影響したか」の効果検証も、Sprocketの管理画面から行える。

精度の高いレコメンドでECの魅力アップに期待

膨大な商品を一度に比較検討できるECはユーザーにとって便利だが、実店舗のような衝動買いが起きにくいという課題がある。また、買いたいアイテムがはっきりしていても、サイトによっては表示される検索結果が多すぎて、すべてチェックしきれないという問題もある。

多くのECサイトにはレコメンドエンジンが導入されているものの、画一的なレコメンドしかできておらず、思うようにコンバージョン率向上や購入点数の増加に結びついていないケースも多い。

「デクワス.RECO」とSprocketの連携により、ユーザーが欲しい商品と出会う機会が増え、ECの魅力アップにつながることを期待したい。

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