メイクにかける金額や時間は減ったがスキンケアは変わらず【UOCC調査】

ECのミカタ編集部

株式会社UOCCでは、コロナ禍によってマスクを着用することが常となり、リモートワークの像かなど生活に変化が出る中、化粧品やスキンケアなど美容業界の動向やニーズにどんな変化が起きたのか調査を行い、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

調査概要

[調査時期]
2021年10月12日

[調査方法]
インターネット調査

[調査対象]
社会人女性300人

[回答者のデータ]
社会人女性300人
年齢:20〜58歳
平均年齢:36.6歳

※300人の内訳
20代:70人
30代:122人
40代:85人
50代:23人

※文中の「以前」とは「1〜2年前のコロナ禍前」であることを回答者には伝えている。

メイクの平均時間は13.8分

社会人女性の外出日のメイク平均時間は、13.8分だった。

※内訳
5分 :16.0%
10分:35.7%
15分:25.0%
20分:14.7%
30分:8.3%
45分:0.0%
60分:0.3%
90分以上:0.0%

スキンケアの平均時間は10.6分

社会人女性の外出日のスキンケア平均時間は、10.6分だった。

※内訳
5分 :43.0%
10分:33.0%
15分:13.3%
20分:6.3%
30分:2.3%
45分:0.3%
60分:1.7%
90分以上:0.0%

メイク直しの平均回数は0.57回

外出日のメイク直しの平均回数は、0.57回だった。

※内訳
0回:51.3%
1回:41.3%
2回:6.3%
3回:1.0%
4回:0.0%
5回:0.0%

メイクの比重は下がったがスキンケアは変わらず

そのほかの回答結果については次の通りだ。

◆スキンケアの時間は以前と比べて変わりましたか?

増えた  :22.7%
変わらない:60.3%
減った  :17.0%

スキンケア時間にはあまり変化が見られなかった。外出日だったとしても自宅にいる時間が長くなった人が多いと思われ、スキンケアを以前より丁寧に行うようになったと回答する人もいた。

◆メイク直しの回数は以前と比べて変わりましたか?

増えた  :4.3%
変わらない:66.7%
減った  :29.0%

もともと0回や1回の方が多かったので、「変わらない」が多くなった。

◆ベースメイクの使用量の変化について教えて下さい。

増えた  :14.3%
変わらない:36.0%
減った  :49.7%

◆メイクの時間は以前と比べて変わりましたか?

増えた  :9.7%
変わらない:38.3%
減った  :52.0%

約半分の人は、メイクにかける時間が減ったと回答した。マスクによって顔の見える部分が減ったり、相手と向き合って話すことが減ったりしていることが要因と言えそうだとしている。

◆ポイントメイクの使用量の変化について教えて下さい。

増えた  :12.7%
変わらない:28.0%
減った  :59.3%

ポイントメイクである「口紅」や「チーク」を使うことが減ったとの回答が多かった。一方で、マスクで隠れていない目元のメイクには以前より力を入れるようになったという回答もあった。

◆スキンケア用品の使用量の変化について教えて下さい。

増えた  :29.7%
変わらない:58.7%
減った  :11.7%

◆ヘアケア用品の使用量の変化について教えて下さい。

増えた  :23.7%
変わらない:69.3%
減った  :7.0%

◆メイク用品の出費の変化について教えて下さい。

金額は増えた:15.0%
変わらない :26.3%
金額は減った:58.7%

メイクをする回数や度合いが減ったとの回答が多く、メイク用品にお金をかけることが減った人が多くなった。

◆スキンケア用品の出費の変化について教えて下さい。

金額は増えた:28.3%
変わらない :50.7%
金額は減った:21.0%

回答者のメイクやスキンケアに対する意見

◆43歳女性

もともとファンデーションは透明に近いものを薄めに塗っていましたが、マスクで隠れる部分はほぼ塗らなくなりました。チークも必ずつけていましたが、つけなくなりました。アイメイクなどはしっかりしていますが、以前よりも、ということはありません。スキンケアは少し気にするようになり、シミケアなどをするようになりました。

◆29歳女性

メイク用品やスキンケアにかける金額は年齢を感じるようになったため、より高くなってきました。常にマスクをするようになったため、チークを使う機会がなくなり、新たに購入することがなくなりました。マスクでメイクがとれないように、ベースメイクのメーカーを変えました。

◆36歳女性

マスクをつけるようになってから、マスクで隠れてしまう部分のメイクはかなり減りました。またマスクから上の部分でも何もしない日があり、メイクに関しては全体的にかなり減りました。スキンケアに関してはマスクで荒れたりするため少し入念に行うようになりました。

◆21歳女性

ベースメイクにかける時間が減って眉や目元のメイクにかける時間が増えました。目元のメイクに気を遣うようになったので、全体的な出費はあまり変わらなくても、かけるお金や使うアイテムの量もアイメイクが中心になりました。

◆38歳女性

マスクに着くのが嫌なので、ファンデーションから色づき美容液に変更し、ノンファンデながらも肌が綺麗に見えるように、スキンケアはマメになったと思います。マスクによる肌荒れもするので保湿をこまめにしたり、パックなどもマメにするようになったと思います。

刻々と変化する消費者マインドをとらえる

マスクを付けることが常となり、全体的にメイクの時間や購入金額は減ったとの回答が多くなったが、一部は収入が下がったことを理由にしていた。またコロナ禍を理由とするもの以外に、年齢を重ねたことによる肌の悩みから化粧やスキンケアが変わったとの回答も多く見られた。

ここでも新型コロナウイルスによる感染拡大の影響が如実に出ていることが浮き彫りとなったが、ワクチン接種の進捗により、徐々に日常を取り戻すことへの期待が社会全体に生まれつつある中、ECにおけるコスメの販売戦略を考える上でも貴重な調査結果と言えそうだ。

・引用元:Spicomi調査
https://spicomi.net/media/articles/3435
・株式会社UOCC
https://uocc.jp/

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