シッピーノ株式会社、フィードフォースグループへの参画を発表

ECのミカタ編集部

EC の出荷業務を完全自動化するクラウドサービス「シッピーノ」を開発・運営するシッピーノ株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕 健悟)は、フィードフォースグループ株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田 耕司)を引受先とする第三者割当増資ならびに株式の譲渡により、2021 年 10 月 21 日をもって、フィードフォースグループ株式会社の連結子会社となることを発表した。

今回のフィードフォースグループへの参画により、SaaS 事業における顧客層である EC に取り組む事業者に向け、フィードフォースグループが提供する Shopify アプリや EC サイトの構築に加えて、提供する EC 事業者向け SaaS をワンストップで提供することにより、EC 事業者により多様な価値を提供できるようになる。

グループ参画背景

同社は、EC 事業者に向けた自動出荷サービス「シッピーノ」を提供している。「シッピーノ」は、EC の販売チャネルとさまざまな物流サービスを API を活用して連携することで、出荷・配送処理で発生する毎日のルーティンワークを自動化するクラウドサービス。また、2021 年 3 月より、EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」の提供も開始した。TēPs は、EC 店舗を運営する担当者が、日々利用する業務ツールやシステムを自由に接続し、既存のサービスでは解決できない固有の業務を自動化するツールを自分自身の手でつくれるようになるサービスである。これらのサービスは、EC 事業者の生産性向上・業務効率化に資するとともに、EC 運営に関わる各種サイトとの連携も容易にする。

一方フィードフォースグループ株式会社は、個々のニーズに応じたデータフィードの構築やプラットフォームへの広告配信受託を行うプロフェッショナルサービス事業と、SaaS 型でのデータフィード統合管理ツール、自動広告出稿ツール及びウェブサイト等へのソーシャルアカウントを活用したログインサービスを提供する SaaS 事業に加え、主に EC 事業者を対象として Shopify の活用を中心とした企業のデジタルトランスフォーメーション支援等を行う DX 事業を展開し、企業の生産性を向上させるサービス・プロダクトづくりを通じて豊かな働き方を実現するべく事業活動を行っている。

同社は、このたびのフィードフォースグループへの参画により、SaaS 事業におけるサービス領域の拡大、またフィードフォースグループ株式会社の知見をいかした新たな機能の開発により、TēPs ならびにシッピーノの持続的な成長を目指すとしている。

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