月額4,000円からの不正注文検知サービス『不正チェッカー』の提供を開始

ECのミカタ編集部

かっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO : 岩井 裕之、証券コード:4166)は、不正注文検知サービス「不正チェッカー」の提供を開始した。

業界最安級

かっこ社は、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」の一部機能を業界最安値である月額4,000円から利用できる不正注文検知サービス「不正チェッカー」の提供を開始した。また、リリースを記念して2021年12月28日(火)までに申し込み限定で、5万円の初期料金を無料で提供するという。

[料金体系]
・初期料金:5万円
・月額固定料金:4,000円(1,000件分の審査含む)
・1件の審査料金:4円(1,001件以上)
※12月28日(火)の申し込みまで初期料金無料のキャンペーン実施中

他社サービスとの比較

「不正チェッカー」は、ネット通販事業者向け不正注文検知サービス「O-PLUX」の一部機能を業界最安値で利用できる新たなサービスだ。アパレル・コスメ・健康食品といった高リスク・低単価商材で、クレジットカード不正や転売対策の必要性を感じているものの、まだ事業規模が大きくないネット通販事業者、または現状では大きな被害が発生していないものの今後の被害拡大への備えを必要としている事業者が手軽に導入できる。

また、「不正チェッカー」は、上位サービスとして、個別の事情に合わせた対策の強化や、クレジットカード被害の補償サービス(「O-PLUX Premium Plus(出荷判断代行サービス)」)の適用など、事業規模の拡大や、ニーズに合わせて、日本国内のEC業界でトップシェアを誇る不正検知サービス「O-PLUX」の様々なプランへの切替えに、柔軟に対応可能とのことだ。不正対策のクラウドサービスとして、事業規模やニーズに合わせたスケーラビリティの提供を実現するとしている。

<サービスの特徴>

◆導入直後から高い検知精度を発揮

国内導入数トップクラスの不正注文検知サービス「O-PLUX」とデータベースを共有。

◆かご落ちリスクの最小化

低価格のほかの不正対策製品が採用している、パズルや、クイズ形式で本人認証を求める仕組みと異なり、データサイエンスの技術を用いることで、正常な購入者の購入フローを妨げない。

◆審査結果がわかりやすい

審査理由を管理画面等で確認できるため、誰もが手軽に審査結果の根拠について把握することができる。

◆豊富な連携パターン

「API・CSV・JavaScript埋め込み」といった豊富な連携のパターンがあり、開発コストをかけずに最短2週間で導入が可能。さらに、あらかじめAPIの連携がされているパートナー企業のECシステムを利用していれば、開発費を抑えながら不正検知と出荷制御の自動化が可能。

EC事業者の声に応える

同社はリリースの背景として次のようになっている。

「一般社団法人日本クレジット協会発表の『クレジットカード不正利用被害額の発生状況(2021年6月)』によると、クレジットカード番号等の情報を盗まれ不正に使われる『番号盗用被害』が年々増加しており、2021年1月〜3月の被害額は68.7億円(前年同期比39.6%増)に及んでいます。一方、ネット通販サイト専用のマーケティングオートメーション・CRMツールを提供する株式会社シブナルの調べによると、ネット通販担当者460人に『自社ネット通販サイトにおける課題』を聞いたところ、『コスト削減』は4番目に多い37.4%となっており、ネット通販事業者のコスト意識の高さがわかる結果となっております」

同社も述べているようにECにおいてクレジットカードは、主要な決済手段ともなっている。一方で、不正が後を絶たない状況で、そこには看過できないリスクが横たわる。またリスクを回避しつつ、コスト削減が事業者にとって大きな課題であることは言うまでもない。こうした背景をもとにサービスの提供に至ったのだ。特に同サービスは、より安価に導入が可能になっており、課題を抱える多くのEC事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。

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