JAMU、 Web接客の運用課題が把握できる「Web接客ツール効率チェックシート」を無償提供

ECのミカタ編集部

ECサイトなどの事業者向けにコンバージョン最適化プラットフォーム「Fanplayr」を提供する、JAMU株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:上田英明)は、Web接客ツールを利用中の事業者に向けて、「Web接客の効率チェックリスト」の無償提供を開始した。

効果測定や分析の方法に課題

Web接客ツールは、導入が簡単ですぐに施策を実施できるものが多く、短期間で効果が出やすい便利なツールだ。しかし、大きな効果を上げているサイトがある一方で、思ったほどの成果が出ていなかったり、クーポンなどの大量発行で利益率が低下したりしているサイトも少なくない。

同社に相談を寄せる、Web接客ツールを利用中の事業者へのヒアリングによると、「導入したが運用の手が回っていない」「施策はしているが効果測定ができていない」「分析の方法がわからない」などの理由で導入の成果に疑問を持っている人が多いことがわかった。

そこで、Web接客で思うように効果があげられていない事業者、運用に課題を感じておられる事業者に向けて、施策実施に対する今の課題がどこにあるのかを可視化する「Web接客の効率チェックシート」の公開に至ったという。

チェックシートで自社のWeb接客の課題を可視化

チェックシートで自社のWeb接客の課題を可視化

無償提供する「Web接客の効率チェックシート」はExcel形式。施策や評価、チーム・運用体制などのカテゴリに分けられた25問の設問に対して、自社の状況を入力する。

すべての設問に答えることで、自社がどのような項目に課題があるのかがグラフで可視化される。

◆ダウンロードURL
https://www.fanplayr.jp/checksheet01

効果測定と改善を繰り返しながら運用を

コロナ禍で従来のような対面販売が難しくなり、慌ててWeb接客ツールを導入したものの、運用方法が確立できていなかったり、効果測定がしにくかったりして、行き詰まりを感じている事業者も少なくない。

当然のことだが、ツールはただ導入すれば良いというものではなく、導入後PDCAを重ねて、自社のビジネスモデルや客層に合わせえて改善を続けてこそ本来の効果が発揮できる。Web接客ツールについても、データを正しく分析し、効果測定と改善を繰り返しながら運用することで、効果の出方や利益率が大きく変わってくる。

コロナ禍で消費行動が長期的に変化しつつある中、Web接客に課題を感じている事業者が現状を把握し今後を考えるうえで、「Web接客の効率チェックシート」は良いきっかけとなりそうだ。

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