LINEギフトの購入者が1,000万人を突破 セブン-イレブン・ebookjapanも新規出店

ECのミカタ編集部

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)は、LINEが提供する、「LINE」を通じて友だちに様々なプレゼントを贈ることができるサービス「LINEギフト」において事業戦略発表会を開催し、最新のユーザー属性や利用動向を公開した。また新たに「セブン-イレブン」、および「ebookjapan」が出店することも公表している。

累計ユーザー数は約2,000万人に

同社によれば、これまでにLINEギフトで商品を「購入したことがある」ユーザーの累計数は、2021年10月時点で1,000万人を突破した。また、LINEギフトで商品を「購入した・またはもらったことがある」ユーザーの累計数は、11月29日時点で1,980万人を超え、12月には2,000万人を突破する予定だとしている。

「贈った人」「もらった人」ともに、最多は20代女性となったという。また、利用する相手として最多は「家族」、次いで「同性の友だち」という結果だった。さらにLINEギフトのサービス認知率(機能・サービス内容認知)は、20代女性で最多の87%、全体で52%となった。男女ともに10代、20代においては認知率60%を超えており、幅広い性年代に認知が広がりつつあると言えるだろう。

「セブン-イレブン」「ebookjapan」が新規出店

「セブン-イレブン」「ebookjapan」が新規出店

そして今回、新たに「セブン-イレブン」、および「ebookjapan」が出店した。「セブン-イレブン」からは、セブンプレミアム商品や気軽に贈れるお菓子などに使える、全国20,000店舗以上で引換可能なeギフトが登場。

「ebookjapan」からは、80万冊以上から好きな電子書籍を選べる、“マンガ好きに贈りたい”電子書籍のeギフトが提供される。そして年内には、ホテル・旅館・レストランの予約が可能な「一休.com」も年内にeギフトで出店を予定しているなど、Zホールディングスグループ間での連携も引き続き強化されることになりそうだ。

出店数は約380店舗、取扱い商品は約4万点に

公表に際して同社では次のように述べている。

「LINEギフトでは、新しいコミュニケーションサービスの一つとしてユーザーのギフトシーンに寄り添ってまいります。またLINEでは、今後も様々なサービスを通じて、企業・ユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションプラットフォームとして多様な活用の可能性を広げてまいります」

現在、LINEギフトへの出店ショップ数は約380店舗、取扱い商品数は約4万点となった。LINEギフトでは、10月より開始したYahoo!ショッピングやPayPayモールとの商品連携をはじめ、出前館、ZOZOTOWNとのeギフト連携など、Zホールディングスグループ間の連携を通した幅広いラインナップの拡充を続けてきた。

Yahoo!ショッピングやPayPayモールとの商品連携においては、10月からの約1ヶ月間で600ショップ以上とのシステム連携を開始(出店準備中含む)。今後さらに出店ショップと商品数を拡大する予定だとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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