ECノーコードツール『TēPs』、ネクストエンジン向けに3つの新機能をリリース

ECのミカタ編集部

シッピーノ株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕健悟)が提供する「TēPs」は、「ネクストエンジン」のユーザーに向け、3つの新機能をリリースした。

EC担当者自身が業務ツールを作れる

シッピーノ株式会社が提供する EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」は、複数のネットショップを一元管理できるクラウド(SaaS)型EC Attractions「ネクストエンジン」のユーザーに向け、ネクストエンジン上での「受注伝票の自動分割」「セット商品に起因する明細金額の不整合の自動解消」に加え、TēPs上で各種数値型データを計算できる機能をリリースした。

TēPsは、ECの担当者が自分自身の手で業務に利用できるツールをつくるためのクラウドサービスだ。「プログラミング知識がなくてもデータを自由に扱える」「それぞれのECサイトの運用に合わせた細かな条件設定が可能」「手厚い導入サポート」を主な特徴とする。

新機能の概要

新機能の概要

◆ネクストエンジンの受注伝票の自動分割

あらかじめ指定した任意の条件で、ネクストエンジンの受注伝票を分割できるようになった。たとえば「温度区分が異なる倉庫に保管されている商品が同時に購入された場合、温度区分ごとに受注伝票を分割」「それぞれの商品の出荷元倉庫ごとに伝票を分割」が可能だ。

◆セット商品での明細金額の不整合を自動解消

セット商品が購入され、明細行の1行目の受注数が2以上の場合、明細行の金額に不整合が発生する。TēPsの新機能で、該当する受注伝票のセット商品の明細を全てキャンセルし、新たに明細を作り直せるようになった。これにより、外部倉庫へ出荷依頼をする際に手作業で明細を修正する必要がなくなる。また金額を合わせるための仮商品の設定も不要になる。

◆数値データの計算

数値型のデータをTēPs上で計算し、出力したり比較したりと自由に扱うことができるようになった。数値に関わるさまざまな業務の可能性が大きく広がる。たとえば商品ごとに容積値を設定しておき、購入された商品の組み合わせによってもっとも安価な配送方法を自動で選択できる。

組み合わせの選択肢が増えた

APIを介してECモール、受注管理システム、スプレッドシートやチャットツールなど、日々業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、プログラミングの知識や経験がなくても、自社独自の業務を自動化するツールを素早く大量につくることができるTēPs。

同サービスが「ネクストエンジン」のユーザーに向け、ネクストエンジン上での「受注伝票の自動分割」「セット商品に起因する明細金額の不整合の自動解消」に加え、TēPs 上で各種数値型データを計算できる機能を実装した。

同社は、今回のリリースで組み合わせの選択肢が増えたことで、より深く幅広い業務に対応できるようになったとしており、ネクストエンジンを活用する多くの事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。

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