Groobeeがfan.salonのECサポートを開始 オンラインサロンで大型ショッピングサイト運営が可能に

ECのミカタ編集部

BEENOS Entertainment株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内海 拓郎)が展開する「Groobee(グルービー)」は、株式会社Miteki(本社:東京都渋谷区、代表取締役 遠藤美笛)が運営するオンラインサロンプラットフォームサービス「fan.salon」のECサポートを開始することを公表した。

オンラインサロン × EC

BEENOS株式会社の連結子会社のBEENOS Entertainment株式会社が展開するサイト構築から運営まで一気通貫でサポートするエンターテインメントに特化したプラットフォーム「Groobee(グルービー)」は、オンラインサロンプラットフォームの運営/SNSメディア運営をおこなう株式会社Mitekiが運営するオンラインサロンプラットフォームサービス「fan.salon」のECサポートを開始することを公表した。これにより、オンラインサロンとECを組み合わせた、大型ショッピングサイト運営が可能になるという。

Groobeeは、アーティスト・アニメやキャラクターのコンテンツに特化したサイト構築サービスだ。初期費用0円からスタートでき、販売商品情報を提供すれば、サイト上のクリエイティブ、CS対応から物流対応までGroobeeがサポート。1つのブランド商材を取り扱う単独型のECサイト構築に加え、アーティストやコンテンツが複数存在する場合は、モール型でのECサイト展開も可能だ。

さらに、BEENOSグループの展開する越境ECサポートサービス「Buyee(バイイー)」との連携もできるため世界118の国・地域から商品の購入が可能となり、海外ファンまでグローバルに日本のエンターテインメントを届けることがでる。

また「fan.salon」は、国内唯一のLINEで動く独自のオンラインサロンプラットフォームだ。LINEで動く事で会員が登録するときのハードルを下げ、他のオンラインサロンには無い利便性を実現している。会員登録からコンテンツを楽しむのも全てLINE上で操作をする事ができ、インフルエンサー、芸能人、スポーツ選手、学会や上場企業まで多くのユーザーが利用している。

連携の概要

連携の概要

「Groobee」のECシステムとオンラインサロンプラットフォームサービス「fan.salon」が連携する事により、オンラインサロンの運営者はLINE上でコミュニティを作りながら本格的なECサービスを提供できるようになるという。

オンラインサロンで大型ショッピングサイト運営が可能になり、準備から開設までECサイトの構築は全てワンストップで任せられ、手軽にECサイトを始めることが可能だ。

さらにオンラインサロン×ECの相乗効果として、売り手側からの一方向で商品を販売するECサイトとは違い、運営者と顧客が双方向でコミュニケーションを取りながら商品に付加価値を付けて販売する事ができる仕組みとなっている。これにより、オンラインサロンの月額会費以外での収益ポイントが増え、会員の満足度に比例した売り上げへとつなげることができる。

独自の世界観で海外に展開

株式会社Mitekiより、次のようなコメントが出されている。

「『fan.salon』は、今までのオンラインサロンという概念に捉われる事なく、これからのアプリケーションに必要な独自の機能を盛り込みながらLINEで動く画期的なオンラインサロンのプラットフォームサービスです。更なる利便性を追求すべく、オンラインだけでは完結する事ができない『在庫管理』や『物流』という包括的なサービスを目指してGroobee様との連携を決めました。既存のECとは異なり、オンラインサロンとECを組み合わせる事で独自の世界観を表現しやすくなり、ブランディング力を高めながらコア層に対する訴求力を強化できる仕組みとなっております。この度の連携は世界に発信できるオンラインサービスとリアルを繋げる要であり、fan.salonを海外で展開する上でも大切な第一歩となります」

BEENOSEntertainmentは、エンタメ業界にはつきものであった在庫リスクや機会ロスをなくし、企業やアーティストの創造力を最大化させ、エンターテインメント業界の活性化に寄与することになりそうだ。

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