Yappli CRMにSMS認証機能を追加 2段階認証が可能に

ECのミカタ編集部

株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文、以下「ヤプリ」)は、「Yappli CRM」のSMS認証機能をリリースしたことを公表した。

新たにリリース

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供するヤプリ社は、2021年12月21日(火)、「Yappli CRM」のSMS認証機能をリリースした。「Yappli」はアプリ開発・運用・分析をノーコード(プログラミング不要)で提供するアプリプラットフォームだ。

「Yappli」導入企業は550社を超え、店舗やEコマースなどのマーケティング支援から、社内や取引先とのコミュニケーションをモバイルで刷新する社内DX(デジタルトランスフォーメーション)、バックオフィスや学校法人の支援まで、幅広い業界の課題解決に活用されている。

セキュリティを強化

セキュリティを強化

アプリをダウンロードするだけで始められる新しいCRM、「Yappli CRM」。顧客の行動データを活用し、アプリならではの多彩な施策を実行することで、顧客との関係性を強化するサービスだ。

「Yappli CRM」では、メールアドレスを用いた「ログイン認証」機構は実装していたが、今回、SMS(ショートメッセージサービス)を使用した2要素/2段階認証機能を追加実装し、会員情報取得時、ならびにログイン認証時のセキュリティ強化が図られた。

手軽に2段階認証機能を導入できる

同社によれば、SMSを用いた2要素/2段階認証は、ユーザーが所有するスマホを使った物理的認証で、セキュリティ強化においても有効なことから、ニーズが多い機能だったという。ところが、従来は認証機構の導入費用が高額になり、時間もかかるという課題もあった。同オプション機能を使うことで、新規のシステム開発をすることなくノーコードで実装が可能になる。

また同認証機構は、AI CROSS株式会社が提供するSMS配信サービスとの提携で実装されている。業界最大手の同サービスと連携することにより、ユーザーが利用するキャリアを問わず、安定してSMSを届けることができるとしている。

ライスサイクルの長い顧客を育成する上でも、またロイヤリティを通した企業やブランド価値向上を目指す上でもCRMは重要な要素だ。今回、より手軽に導入できるYappli CRMに、さらにSMS認証機能が追加されたことで、多くのEC事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。

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