トラストバンクが「チョイススマート確定申告」を開始 

ECのミカタ編集部

株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一)は、「寄附金控除に関する証明書」の電子発行サービスの提供を開始することを公表した。

確定申告での手間を軽減

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクは、同サイトからの寄付申込みを対象に「寄附金控除に関する証明書」の電子発行サービスの提供を開始する。同社は、これにより2022年の確定申告(寄付の対象期間:2021年1月~12月)から、寄付ごとに自治体から送られてくる「寄附金受領証明書(以下「受領証明書」)」を1枚ずつ保管する必要や、確定申告に必要な書類への入力・記入をする手間、紛失する心配もなくなり、これまで以上に確定申告の手続きの手間が軽減されるとしている。

1ファイルのみで申告手続きができる

1ファイルのみで申告手続きができる

公表に際して同社では次のように述べている。

「今回提供する『チョイススマート確定申告』によって、ふるさとチョイスにてダウンロードができる『寄附金控除に関する証明書』というファイルがあれば、2022年の確定申告より当サイトから行った寄付の証明として、この1ファイルのみで申告手続きができるようになります。また『チョイススマート確定申告』が各自治体から届いていた寄附金受領証明書の代わりとなり、受領証明書の保管や確定申告時にこれらの受領証明書を1枚ずつ貼り付ける作業、何度もデータを入力する手間が省け、確定申告の手続きが簡素化されます」

同社も述べているように、ふるさと納税の確定申告は、寄付をした自治体がそれぞれ発行する「寄附金受領証明書」の提出、もしくは寄付の履歴を記入しなければならず、自治体から寄付の回数分届く受領証明書を確定申告まで全て保管する必要があった。こうした手間が省けることで、ふるさと納税の利用割合が頭打ちとも言われ、サイト間での競争も激しくなる中、利用者の囲い込みの意味で同サイトの強みともなりそうだ。

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