ライコマがショップサーブとのカート連携を開始 ライブコマースからのシームレスな商品購入が可能に

ECのミカタ編集部

株式会社The Unit(代表取締役:宮内 智教、以下「The Unit」または「同社」)が提供する『ライコマ』は、『ショップサーブ』との機能連携を実装したライブコマースツールの提供を開始した。

月3万円~でライブコマースを導入できる

株式会社The Unitが提供するライブコマースツール『ライコマ』は、ECシステム『ショップサーブ』との機能連携を実装したライブコマースツールの提供を開始した。同社は、これにより『ショップサーブ』を利用中の事業者について、ユーザーに対してよりシームレスなライブショッピング体験の提供が可能となったとしている。

『ライコマ』は、月額3万円でECサイトにライブコマースを導入できるライブコマース配信用ツールだ。ライブコマースの導入により、場所にとらわれず、実店舗で行うような購買体験をユーザーに提供することができるため、コンバージョン率や顧客満足度、LTVの向上が図れる。

『ライコマ』の特徴

『ライコマ』の特徴

同社がまとめる『ライコマ』の特徴は次の通りだ。

◆独自ドメインで運用可能

SNSやライブ配信アプリ等のプラットフォームに依存せず、自社ECサイトを起点としたライブコマースが行える。導入もHTMLを埋め込むだけで、商品ページやショップページへより手軽にライブ配信の動画を表示できる。

◆快適なカートUI

ライブ配信画面から直接商品をカートに入れることが可能なため、ライブ配信にありがちな購入フローにおける視聴者側のストレスを最小限に減らせる。

◆アーカイブ機能

ライブ配信のアーカイブ動画を商品ページやショップページに表示できる機能もあり、リアルタイムで動画を視聴できなかった人にも商品のPRを行うことができる。

◆視聴者アクション解析機能

ライブ配信の視聴者によるアクション(コメント投稿・「いいね」など)の解析機能を実装しており、解析結果は、次回のライブ配信の内容や今後の商品企画などに活かすことができる。

◆番組企画の提案(別料金)

ライブコマースを成功させるには、“売れる”番組の制作が必要不可欠となる。「ライコマ」の過去の実績をもとに、各ショップの顧客層や商品内容に合わせた動画内容を企画して提案する。

◆キャスティング力(別料金)

Liver Bankが運営する育成型ライバープロダクション「pino live」に登録しているライバーやインフルエンサー、タレントなどをキャスティング可能だ。そのため、自社スタッフのライブ配信出演に不安がある事業者も安心してライブコマースを行うことができる。また、ライバーやインフルエンサー、タレントのファンにおける商品の認知向上は、新規顧客の獲得にもつながる。

◆PRや広告戦略の提案(別料金)

より多くの消費者にライブ配信を認知してもらうためのPRや広告を組み合わせた配信プランの提案も可能だ。

『ショップサーブ』との機能連携概要

◆機能連携項目
・外部システムから買い物かごへの商品追加
・商品情報取得

上記連携により、ライブ配信の視聴者は、視聴画面から商品ページへ遷移することなく、配信を視聴しながら商品をカートに追加できるストレスフリーなライブショッピング体験が可能となる。また、『ショップサーブ』を利用中の事業者は、ライブ配信前の商品登録等、ライブコマースの導入工数が大きく削減されたとしている。

ライブコマースは、インタラクティブかつライブ感あふれる情報提供によって購入効果が見込め、またSNSを通した情報の複次的な拡散も期待できることから、EC市場においても注目される販売手法として成長してきた。今回の連携により、ショップザーブ上でEC展開する事業者にとって、ライブコマースにより参入しやすくなり、ライブコマース展開を考える上で有力な選択肢となりそうだ。

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