“転売ヤー”を検知&排除する『不正対策.com』に検知ルール・カスタマイズ機能を実装
インフォニア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 黒川 隆司、以下「インフォニア」または「同社」)は、転売対策プロダクト「不正対策.com」において、検知ルールのカスタマイズが可能となる機能をあらたに実装した。
悪質な購入者をリアルタイム検知し、対処
D2Cをはじめ通販業界の成長スピードを鈍化させる、いわゆる「転売ヤー」など、不正なユーザーの検知・排除に取り組むインフォニアは、転売対策プロダクト「不正対策.com」の検知精度向上の一環として既存の各種検知ルールに加え、あらたに企業ごとで検知ルールのカスタマイズが可能となる機能を実装した。
「不正対策.com」は、初回購入者限定商品を狙い複数回購入し転売を行う悪質ユーザーなどの検知し、購入を阻害するシステムだ。
事業者ごとに検知ルール設定が可能に
今回、これまでの機能に加えて、いわゆる「転売ヤー」など不正な購入者のさらなる検知精度向上を行うため、従来の基本の検知ルールに加え、各社専用で検知ルールの設定が可能になった。
各社が不正対処をするためにチェック項目の設定ができ、チェック対象をピックアップするといった煩雑な作業をリアルタイムかつ自動で行うことが可能だとしている。加えて、オリジナルの検知ルールが作れることで、各社単位の不正基準に合わせた運用も可能となるという。
◆主な検知ルール
・システムからユーザーへ付与する「個体識別番号」による検知
・特定の購入挙動による検知
・システムで保有する不正者データベースとの照合
・各企業様が所有のブラックリストデータの登録機能
◆不正発覚時の対処方法
・検知ごとにリアルタイムでメール報告
・購入を行わせない(サンクスページに到達させない)購入阻害
不正を見逃さず、売上向上につなげる
リアルタイムの検知だけでなく、購入阻害の対応ができることで不正ユーザーが成果報酬型広告を経由した場合に発生する"不要な広告費の削減"や、"不正チェック業務の負担軽減"、"一般ユーザーが転売ヤーから買ってしまうことによる売上被害の削減"を実現する同システム。新機能の実装で「転売ヤー」に苦しむEC事業者の悩みに対応し、それを通してビジネスをさらに後押しすることになりそうだ。