お中元、3,000円~5,000円のものを選んでいる人が多い?新潟味のれん本舗が「お中元の品物選びに関する調査結果」を公表
株式会社新潟味のれん本舗(以下弊本舗)(本社:新潟県長岡市/代表取締役社長:渡邊 幸雄)は、お中元を贈っている人を対象に、「お中元の品物選び」に関する調査を実施し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。
毎年どんな「お中元」を贈っている?
まず、どのような品物をお中元として贈っているのかを聞いている。「お中元として贈ることが多い品物を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『洋菓子(クッキー、マカロン、バームクーヘンなど)(37.6%)』という回答が最も多く、次いで『アルコール飲料(ビール、ワイン、日本酒など)(34.1%)』『食品(肉、魚、水産加工品、肉加工品など)(31.3%)』『和菓子(おせんべい、おまんじゅう、どらやきなど)(25.0%)』『季節的な食品(水ようかん、ゼリー、そうめんなど)(22.5%)』と続いた。
▶以降の結果:
『アルコール以外の飲料(ジュース、コーヒー、お茶など)(16.0%)』『果物(13.3%)』『調味料(醤油、食用油、ドレッシングなど)(11.9%)』『生活用品(洗剤、入浴剤、タオルなど)(9.6%)』『カタログギフト(5.4%)』
続いて、「いくらくらいのお中元を贈ることが多いですか?」と質問したところ、『3,000円以上5,000円未満(65.0%)』という回答が最も多く、次いで『3,000円未満(21.2%)』『5,000円以上7,000円未満(11.1%)』『7,000円以上10,000円未満(1.5%)』『10,000円以上(1.2%)』となった。
どんな相手に贈る?
「どのような方にお中元を贈っていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『両親(配偶者の両親を含む)(56.1%)』という回答が最も多く、次いで『親戚(34.9%)』『兄弟・姉妹(16.4%)』『職場の上司(15.4%)』『友人(13.1%)』となった。
▶以降の結果:
『取引先・顧客(法人)(8.0%)』『取引先・顧客(個人)(6.7%)』『恩師(学生時代の先生、習い事の先生など)(5.7%)』『職場の同僚・部下(3.3%)』『仲人(3.1%)』『子・孫(2.3%)』『医師(かかりつけ医の先生など)(1.3%)』
次に「お中元の品物選びの際、どのようなことに悩みますか?(複数回答可)」と質問したところ、『贈る相手の好みに合うか(69.9%)』という回答が最も多く、次いで『ご家族も喜んでくれるか(37.3%)』『もらって困るものではないか(36.9%)』『どれくらいの価格のものにするか(21.9%)』『定番商品にするか個性的なものにするか(12.7%)』となった。
▶以降の結果:
『贈答マナーに抵触していないか(相手に失礼なものでないか)(9.5%)』『購入する場所はどこにすべきか(百貨店、ネット通販など)(5.5%)』
さらに「お中元の品物選びで“失敗してしまった”という経験はありますか?」と質問したところ、『はい(27.5%)』『いいえ(72.5%)』という結果となり、失敗した経験がある人も3割近くいることになる。
3,000円~5,000円のものを選んでいる人が多い
今回の調査で、同社は「お中元を贈っている人の“お中元事情”が見えてきた」としている。「洋菓子」「アルコール飲料」など、食品・飲料品を贈っている人、そして価格帯は一般的な相場である3,000円~5,000円のものを選んでいる人が多いという結果となった。
贈る相手は「両親」「親戚」「兄弟・姉妹」など親族が多いことも明らかになったが、「相手の好みに合うか」という悩みを抱える人も多く、お中元の品物選びは大変な様子も見て取れる。実際、お中元選びで失敗してしまった経験のある人も少なくなかった。
一人、自身が中元としておせんべいをもらう機会は比較的多く、その理由として「賞味期限が長い」「保存しやすい」といったおせんべいの特徴だけでなく、「老若男女に喜ばれる」「間違いなく美味しい」など、せんべいが持つ数々の魅力が、中元にも適していると考えている人が多い様子も見えてきたとしている。
せんべいを取り扱う同社らしい調査となったが、中元に関する一般の消費者のマインドの一端も垣間見える内容となっており、各EC事業者においても大いに参考にできるのではないだろうか。