法人余剰在庫をフリマ出品代行【マカセル for B】サービス開始
株式会社MONO Technologies(本社:東京都港区、代表取締役社長:大迫泰成)は、法人の余剰在庫をフリマ出品代行する新サービス「マカセル for B」の提供を開始することを公表した。
フリマ出品代行のノウハウを投入
株式会社MONO Technologies(以下「MONO Technologies」または「同社」)は、2020年に個人間取引のフリマ出品代行サービス「マカセル」を立ち上げ、個人単位の不要品を社会循環させる取り組みを行ってきた。
このノウハウを活かし、法人倉庫に眠っている物の社会循環を促す新たな取り組みとして、2022年4月5日(火)より、法人の余剰在庫をフリマ出品代行する新サービス「マカセル for B」の提供を開始した。
「マカセル for B」は、倉庫、店舗にある商品が自社で販売しきれない商品など、小売業・買取専門店にとって悩みの種である法人在庫をフリマ出品代行するものだ。同社では、フリマ出品のプロであるマカセラーの販路を活用することにより、オークションやフリマアプリなどの販路拡大で、今まで売れなかった商品が売れるとしている。
「マカセル for B」概要
◆利用方法
HPより問合せ後、①打合せヒアリング、②契約書締結、③商品到着後に出品開始、④保管期間終了後に売上の清算を行い銀行振込、という流れだ。また、同社倉庫に商品を発送するだけで完了するので、細かな作業は必要ない。
◆取り扱いジャンル
衣料品から家電まで、あらゆるジャンルに対応。
◆フリマ出品代行で売れない場合
出品開始から2ヶ月経って売れなかった商品については、一律10円で買取りする。廃棄処分の場合、基本的には無料にて処分可能だが、処分費用が掛かる場合は、処分費用の負担が発生する。返送希望の場合は送料がかかる。
余剰在庫問題に対応
公表に際して同社では次のように述べている。
「2020年のコロナ禍ではおうち時間を利用した片付けがブームとなり、不要品処分の選択肢にフリマアプリが入るようになったことでCtoC市場が一層拡大しました。これら市場の動きを受け当社は、フリマ出品需要とコロナ禍で高まった在宅ワーク需要を掛け合わせた個人間でフリマ出品代行のやり取りができるサービス『マカセル』を2020年6月にリリース。現在、20,000人を超える代行依頼者と約2,500人の出品代行者『マカセラー』が登録しており、様々なジャンルの物が出品代行されています。
このように個人単位の物の循環に焦点を当て事業運営してきた当社ですが、このたび、大きな余剰在庫を抱える法人にも焦点を当てることにしました。新サービス提供により、近年問題視されている余剰在庫問題の解決と更なる『物の社会循環』を促進してまいります。また、出品代行には実績や商品知識さらにオークションやフリマアプリを販売経路に持つ『マカセラー』が担当することにより、フリマ出品が新しい在宅ワークの形となるよう取り組みます」
同社も述べているように余剰在庫の問題は近年特に問題視されるようになってきており、それはEC市場においても同様だ。「マカセル for B」は、この課題をまさにECの力で対応するものであり、toB市場におけるリユース品の取引拡大に貢献することになりそうだ。