Facebook広告の精度が向上「リピートPLUS」「w2Commerce」がFBコンバージョンAPI連携を開始

ECのミカタ編集部

w2ソリューション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山田 大樹)は、D2C定期通販ECサイトシステム「リピートPLUS」・オムニチャネル対応型総合ECサイトシステム「w2Commerce」にFacebookコンバージョンAPI連携機能を追加した。

よりパーソナライズされた施策が可能に

様々なビジネスサイズや商材カテゴリを幅広く対応する高機能ECプラットフォームを提供するw2ソリューションは、D2C定期通販ECサイトシステム「リピートPLUS」・オムニチャネル対応型総合ECサイトシステム「w2Commerce」にFacebookコンバージョンAPI連携機能の追加を実施した。

FacebookコンバージョンAPIは、マーケティングデータをECプラットフォームからFacebookに直接、信頼性のある方法で接続することを目的としている。同社は、今回の連携でマーケティングデータによりFacebook/Instagramでの広告のパーソナライズ、最適化、測定の精度が高まり、広告に興味を持つ可能性が高い利用者に広告が表示されやすくなるとしている。

連携機能の概要

連携機能の概要

先述のようにw2ソリューションでは、自社提供のECサイトシステム「リピートPLUS」・「w2Commerce」にFacebookコンバージョンAPI連携機能の追加を実施した。

ネットショッピングの際の「会員登録」・「カート投入」・「注文完了」などのECサイト内でのイベントをトラッキングし利用者の情報をMeta社の仕様に従いハッシュ化してMata社にAPI連携にて送信する。

これらのマーケティングデータによりFacebook/Instagramでの広告のパーソナライズ、最適化、測定の精度が高まり、従来のMetaピクセル(Facebookピクセル)利用のみの時より、より広告に興味を持つ可能性が高い利用者に広告が表示されやすくなるのだ。

Cookieに代わる新技術

近年、インターネットのWebサイトを閲覧しているときに、色々な情報がいつの間にかCookieという技術により取得され、第三者がそれら取得した個人の行動履歴や興味関心といった情報をマーケティング活動に利用していることが問題視されるようになってきた。

このCookieの利用を制限することで、第三者が勝手に個人の情報を利用することを防ぎ、利用者のプライバシーを守ろうというのが世界的なトレンドとなっている。一方でCookieは各種広告の成果(コンバージョン)を計測する目的でも利用されており、Cookieが利用できなくなることで広告の成果を正しく計測することが困難となる。

このような流れの中、Facebook・Instagram広告を運用しているMeta社はCookieを使ったMetaピクセル(Facebookピクセル)に追加してCookieに依存しない広告計測方法であるFacebookコンバージョンAPI(CAPI)という仕組みを提供しており、今回の機能もこの技術を応用したものだ。

w2ソリューション株式会社では、ECビジネスを取り巻くテクノロジーの変化に対応しつつ、導入企業様と共にECビジネスを拡大するパートナーとして選ばれ続けるよう、ECプラットフォームに対し柔軟な機能開発に力を注ぐとしており、新たな潮流の中で、その存在感をさらに高めることになりそうだ。

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