GMOメイクショップ『MakeShopロジ』が4温度帯に対応 より多様なECアイテムの物流代行が可能に

ECのミカタ編集部

GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下、GMOメイクショップ)は、『MakeShopロジ』において、常温、定温、冷蔵、冷凍の4温度帯に対応するサービスを開始した。

より多様なECアイテムに対応可能に

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは、EC向け物流代行プラン『MakeShopロジ』において、2022年5月17日(火)より、定温(17℃)、冷蔵(5~7℃)、冷凍(‐22~‐25℃)の4温度帯に対応するサービスを開始した。

これにより、食品やワインなどの飲料、化粧品や工業用部品など、温度変化により品質に影響を及ぼす商品の入荷・検品作業から、1坪からの少量保管、出荷までを低コストで代行可能となった。同社は、「MakeShop byGMO」を利用する事業者の事業拡大をはじめ、温度管理の煩雑さからEC開設を見合わせていた事業者への支援にもつなげていくとしている。

サービス概要

サービス概要

常温の他に、定温、冷蔵、冷凍の4温度帯に対応し、食品やワインなどの飲料、化粧品や工業用部品など、温度変化により品質に影響を及ぼす商品の入荷・検品作業から、保管、出荷までを代行するという。

温度管理に対応した倉庫での商品保管は通常の倉庫と比較して高額なコストが掛かるが、『MakeShopロジ』であれば、1坪単位から低コストで契約できるとしている。

◆対象

「MakeShop byGMO」を利用中のEC事業者

◆利用料金(税抜)

▷月額基本料:30,000円

▷スペース利用料(月/坪):
・常温3,300円
・定温5,000円
・冷蔵6,600円
・冷凍8,800円

▷出荷料:1出荷400円~

▷梱包作業料:1出荷300円

▷入荷作業料:1点13円

要望に応えてサービス拡充

公表に際して同社では次のように述べている。

「GMOメイクショップは、低コストで本格的なネットショップを構築できるASPサービス『MakeShop byGMO』を2004年に提供開始し、2012年以降10年連続で年間流通額業界No.1を獲得しています。ECの構築支援にとどまらずEC事業の成功をトータルサポートするため、2019年にはECサイトの制作から戦略構築、顧客対応や物流までEC運営に関わる業務をワンストップで代行する『EC運営代行 byGMO』を提供開始いたしました。運営代行によるトータルサポートを進めていく中では、商品の保管や出荷業務など、特にリソースが必要な物流の部分だけを代行してほしいというお声をいただくようになり、2021年には『MakeShop byGMO』を利用してECサイトを運営されている事業者専用の物流代行プラン『MakeShopロジ』を提供開始しております」

同社も述べているように『MakeShopロジ』の導入を検討する事業者が増えるにつれて、温度管理が必要な商品の対応に関する要望も多く寄せられていたという。そこでGMOメイクショップは、これまで『MakeShopロジ』で対応していた常温の物流代行に加え、新たに定温、冷蔵、冷凍にも対応し、4温度帯の物流代行を開始したのだ。多様な温度帯に対応したことによってサービスの価値がさらに高まることになりそうだ。

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