国際物流の見積業務を自動化するクラウドサービス「PortX」、スポット案件機能等3つの新機能をリリース

ECのミカタ編集部

株式会社JapanFuseは、同社が提供する国際物流の見積業務(見積フォーマット作成〜FWへの送付〜回答集計・比較〜輸送依頼)を自動化するクラウドサービス「PortX」が、国際物流(出荷・調達)における「スポット案件 他 新機能」をリリースしたと発表した。

「PortX」、3機能を新たにリリース

今回、以下の3機能が新たにリリースされた。

◆スポット案件機能:単発で発生する輸送案件について、見積を自動取得・一元データ化する機能。取引先FWに対して一括で見積依頼が送信され、見積回答内容は「比較表」として自動で作成される。比較表からの取引先選定や、金額交渉、比較表のCSV形式ダウンロード等の付随機能もアップデートし、業務時間の大幅な削減を実現する。

◆チーム管理機能:見積を行う物流統括部やSCM部を始めとし、組織内のメンバーやチームを一元管理する機能。担当者と案件のステータスも紐づいて可視化され、コミュニケーションコストの大幅な削減を実現する。

◆サプライヤ管理機能:取引先の企業情報や案件情報を一元管理する機能。

機能リリースの背景

国際輸送手配を行う製造業者・卸売業者は、調達コストや輸送コストの削減に取り組んでいるものの、海運市況の混乱による物流コストの高騰や、システムの老朽化等の課題が顕在化しており、輸送コストの管理が重要になっている。

PortXでは事業者から寄せられた課題を踏まえ、見積業務の自動化や、見積情報のデータ化、またそれらデータを長期的に運用可能なシステムの開発・提供を行っている。

すでに東証一部上場の精密機器や、金属製品、産業機械、半導体部品、電気機器等を扱う多くの業種・業態に導入されているという。

無料ウェビナーも開催

今回の新機能リリースに際し、「物流コスト削減と見積業務の自動化」をテーマに5月27日(金)19:00~ ウェビナーも開催する。

【製造業・卸売業向け】見積業務の「自動化」から始める、貿易コストの削減 〜PortX実践ウェビナー〜

▼参加リンク
https://portx-webinars.peatix.com/
▼開催日時
2022年5月27日(金)19:00
▼費用
完全無料

▼タイムライン
19:00~19:05 : オープニング・自己紹介
19:05~19:10 : 貿易コスト削減のために「見積業務」にフォーカスするべき理由
19:10~19:30 : 国際物流の見積業務の課題と解決方法
19:30~19:45 : PortXのデモ
19:45~20:00 : Q&A / 個別相談会

PortXは見積業務を自動化するクラウドサービスで、各社バラバラの見積情報を自動で一元化したり、属人化していた案件情報をクラウド上で共有・管理したりすることにより、物流コスト低減と属人性解消につなげる。今回の新機能追加が、見積業務のさらなるDXに寄与することを期待したい。

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