世界文化遺産への寄付にカード決済を ゼウス、国宝含む所有文化財保護事業へ

寄付への敷居を低く設定し手軽に送金を目指す

決済サービス・プロバイダである株式会社ゼウスは、世界文化遺産に登録されている総本山醍醐寺の国宝含む、所有文化財保護事業への寄付金支払いに対し、クレジットカード決済サービスの提供を開始した。
ネット決済による寄付活動は、従来の寄付作業と比較し窓口のレンジも幅広く、寄付者が場所や時間などを問わず気軽に手軽に寄付ができる利便性があるため、昨今需要が高まってきている。機会があれば寄付をする気はあるものの、窓口や連絡先が分からず具体的アクションに至らない潜在的寄付者の開拓にも最適なアプローチといえる。また、クレジットカード決済の導入により、寄付金の増額に貢献するケースも多く、寄付運営側のニーズも強まっている。

醍醐寺は聖宝理源大師によって貞観16年(874年)に開創された1140年の歴史を持つ国宝である。開山以来、僧侶、天皇、貴族、武家、民衆等、多くの人々の祈りの中にその歴史を育み文化を伝承してきた。1994年12月には世界文化遺産に登録され、寺宝・伝承文化財は、国宝69,419点、重要文化財6,522点、その他未指定を含めると仏像や絵画など約15万点の貴重な宝物が安置され、毎年その一部が公開されている。

新しい時代の寄付活動、指先1つで国宝に貢献

「国宝寺院に寄付」と聞くと、ずいぶん大掛かりで仰々しいイメージが付いてまわる。金額も莫大な額で、懐石料理の乗った無垢一枚板のテーブルをはさみ、恭しい会話の応酬後の受け取りのシーン、など、我々の日常からかけ離れたシーンが浮かんでしまう。ネット決済によるワンクリック寄付の概念が広がれば、例えばテレビ番組で特集を見て勢いで寄付、のような新しい形の文化貢献活動にもつながっていくだろう。街頭募金のようなユーザーエクスペリエンスを伴った寄付活動には至らない反面、より純粋な気持ちで行えるネット決済寄付が広く広まっていけば、文化財に対する意識も日常的なものとなっていくだろう。
今後、同様の形態の様々な寄付活動が展開されることが予想される。