Instagram DMチャットボット【AutoReply】をBATRAとforwizが共同開発 インスタ経由での売上を最大化

ECのミカタ編集部

美容医療クリニック、美容サロン、アパレル、EC事業者、エンタメ領域等のクライアントをメインにした企業PRとブランドマーケティング事業を手掛ける株式会社BATRA(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:木下賢治、以下「BATRA」または「同社」)と、SNSプラットフォームのAPIを使用したCRMやデジタルマーケティングシステムの開発などを手掛けるforwiz株式会社(本社: 東京都品川区、代表取締役: 前田眞之介)は、Instagramのリアクションをトリガーに顧客とのエンゲージメントを最大限高めるシステム「AutoReply(オートリプライ)」 を2022年6月6日(月)よりリリースした。

ツール概要

ツール概要

「AutoReply」は、InstagramのDMチャットボットだ。ユーザーリアクション(コメントやメンションなど)をきっかけに、任意のDMを送信、その後の応答を自動化することができる。同社は、業務の効率化をはじめ、新規顧客獲得のための施策(例:抽選キャンペーン)を積極的に打てるなど、人的リソースの負荷を軽減し、売上・費用対効果の向上が可能となるとしている。

◆Auto Replyの主な機能

▷ユーザーアクションをトリガーにDMを自動送信
▷ボタン機能によるDM応答の自動化
▷画像もDMで送信できる(URLリンク設置も可)
▷抽選機能でキャンペーンを自動化
▷効果を可視化できるレポート機能

◆利用シーン例

▷インスタ広告でのCVR向上:
インスタ広告を閲覧したユーザーの目的意識に応じたコンテンツをInstagramのDM機能で対応することができる。

▷ライブコマースでのCVR向上:
ライバーがライブ中にコメントをしたユーザーにDMを送信できる(クーポンの付与など)。

▷新規顧客の売上、新規フォロワー増加に貢献:
Instagramのストーリーズやフィード投稿などで抽選キャンペーンを告知し、ユーザーの抽選参加から当選者への送付先情報収集(物品の場合)までを自働化することができる。

▷DM・コメント対応の効率化:
ユーザーからのDMやフィード投稿のコメントへの対応を自働化できる。

インスタでの自動応答を可能に

インスタでの自動応答を可能に

公表に際して同社では次のように述べている。

「MetaがInstagram DMのAPIを公開したことにより、ツールによる自動応答が可能となりました。昨今、Instagramのユーザーは益々増加しており、一部の分野においては情報収集媒体としてGoogleを超えて利用されているというデータもあり、Instagramをユーザーとのコミュニケーションツールとして積極的に活用する企業も急増しています。しかし、人手に頼った運用は手間やコスト面で限界があります。そのような課題を解決する為、forwiz社とBATRA社は公開されて間もないAPIを使用しInstagramチャットボットの『AutoReply』を共同開発しました」

同社も述べているように、Instagramは若い女性を中心に人気を得ているSNSの代表格のひとつであり、情報収集メディアとしての性格も強めている。そこでの施策はマーケティングやプロモーションを考える上でも有効だが、一方でフォロワーやファンとの有益なコミュニケーションをするには、人的リソースなどが必要となる。この部分を自動化する「AutoReply(オートリプライ)」は、多くのEC企業のインスタ施策を力強く後押しすることになりそうだ。

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