【aiship】Googleアナリティクス 4(GA4)のeコマース機能に対応
株式会社ロックウェーブ(本社:滋賀県大津市、代表取締役:岩波裕之)は、同社の「aishipシリーズ」がGoogleアナリティクス 4(GA4)のeコマース機能に対応したことを公表した。
Googleアナリティクス4の新機能が使える
ロックウェーブは、同社が提供するクラウド型ECサイト構築ASP「aishipシリーズ」について、Googleアナリティクス 4(GA4)のeコマース機能に対応したことを公表した。同システムを利用中のEC事業者は、Googleアナリティクス 4の新しい概念や指標を使ったデータ分析をいち早く導入することができるようになった。
さらにGoogleアナリティクス 4と連携設定を行うことで、Googleの最新技術を活用したユーザーの行動予測や、アプリや媒体を跨いだ一連の行動分析が可能になり、従来のユニバーサルアナリティクスと併用して計測することで、仕様の違いから生じる、取得データの差異について理解を深めることができるとしている。
また2022年6月末までにGoogleアナリティクス 4に対応したECカートシステムにて利用設定を行うことで、Googleアナリティクス 4の新たな指標で昨年対比の分析が可能になるという。
aishipシリーズで新たな計測が可能に
◆各種イベント計測
ユーザーのカート操作やログイン状況を確認できる各種イベント計測に対応。ユーザーの一連の行動分析が可能になる。
◆eコマース機能
コンバージョン測定はもちろん、購入プロセス、購入の可能性、購入後に起こす行動予測(例えばリピート化するかや解約率など)の分析が可能になる。
◆BigQueryの活用
Googleアナリティクス 4とBigQueryを連携することで、様々なツールから取得した膨大なデータを高速で処理し、総合的に分析することが可能になる。
Googleのサポート終了に対応
Google社によって発表されている通り、Googleアナリティクスのユニバーサルアナリティクスは2023年7月1日をもってサポートを終了する。引き続きGoogleアナリティクスにてデータ分析を行う場合は、新規格であるGoogleアナリティクス 4に切り替える必要がある。
クラウド型ECサイト構築ASP「aishipシリーズ」では、利用中のEC事業者に対し、継続的なデータ分析に影響を及ぼさないよう、ユニバーサルアナリティクスのサポート終了まで1年以上を残し、バージョンアップを実施した。
同社はこれにより、ECサイトを運営する上で必須であるeコマース関連の主要イベントに対応したとしている。また今回のバージョンアップに留まらず、各種イベントに随時拡張予定だとしており、ECにおけるデジタルデータを活用したマーケティングがさらに深化することになりそうだ。