【NP後払い・atone】「後払い共通インターフェース」公式提供を開始 与信精度の向上・運用工数の削減・会員基盤へのアクセスも容易に

ECのミカタ編集部

株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田 紳、以下「同社」)は、2022年6月28日(火)より、「後払い共通インターフェース」(以下「後払い共通IF」)の公式提供を開始した。

「後払い共通インターフェース」とは

「後払い共通IF」は、同社の「NP後払い」「atone」のシステム接続に関する新仕様だ。従来、当社の各種後払い決済サービスは、サービス単位でのシステム開発が必須となっていたが、今回の「後払い共通IF」により、「NP後払い」「atone」について一度の開発で両サービスとの接続が可能となった。

工数の兼ね合いから、両サービスの同時接続を諦めていた事業者・パートナー企業様においても、より手軽に両サービスの同時接続に取り組むことができるようになるとしている。またシステム接続の簡便化だけでなく、各種サービスの提供価値の向上にもつながる仕組みとなっている。

「後払い共通インターフェース」の提供価値

◆「NP後払い」のサービス品質が向上

「後払い共通IF」に接続することで、「atone」の一部の仕組みを「NP後払い」においても転用可能となるため、以下のメリットを享受できる。また、今後行われる機能アップデートに継続的に対応が可能になる。

▷与信審査の精度向上、ブランド毀損リスクの削減

現行の与信審査においては、住所/氏名/電話番号の情報のみでは見抜けない不正利用や、プラスαの情報があれば審査OKにできた取引が存在する。「後払い共通IF」に接続することで、「atone」の仕組みを転用した追加情報(IPアドレスや端末情報など)の取得と認証が可能になるため、不正検知力が向上し、転売によるブランド毀損のリスクが低減するほか、審査通過率の改善も可能だ。

▷審査保留時の対応工数削減、カゴ落ちの防止

現行の運用においては、住所不備などによる審査保留が発生した場合、買い物後に加盟店から購入者に情報を確認する対応が発生していた。「後払い共通IF」に接続することで、モーダル表示の利用が可能となるため、買い物の途中で購入者自身で審査保留の対応が可能となり、加盟店の対応工数が削減できるほか、カゴ落ち率も減少する。

▷審査NG理由の問い合わせ削減

現行の運用においては、購入者に審査NGの理由を同社から直接回答することが即時でできず、加盟店へ問い合わせが発生するケースが存在した。「後払い共通IF」に接続することで、即時与信審査とモーダル表示の利用が可能となるため、審査NG時に購入者へ直接理由を開示することや同社への直接の問い合わせ誘導が可能となり、加盟店の対応工数が削減できる。

◆500万人の会員基盤へのアクセスが簡易化

「後払い共通IF」により「atone」の導入が簡便化する。非会員制の「NP後払い」に加えて、会員基盤へのアクセスを得意とする会員制の「atone」に対応することで、以下のメリットを享受できる。

▷初回利用顧客の再購入の促進

「NP後払い」で初回利用した顧客を、ポイントプログラムをもとに「atone」へ誘導し、再購入を促進できます。「atone」で銀行口座を登録すれば支払いが自動化され継続率も向上できる。

▷送客による新規顧客の獲得

「atone」を介して、既存の後払い会員500万人にポイントやクーポンを用いた販促が可能だ。クレジットカードではなく、あえて後払いを選択するユニークな顧客層を新規顧客として取り込む機会を創出する。

「後払い共通IF」の提供価値を訴求

公表に際して同社では次のように述べている。

「2022年6月28日(火)より公式展開を開始いたします。まずはショッピングカート・PSP(決済代行事業者)との連携を強化していくことで、多くの事業者様に『後払い共通IF』をご利用いただける基盤を作ります。その後、既存の『NP後払い』加盟店約18万店に『atone』の併用を促進し、『後払い共通IF』の提供価値を多くの事業者様に届けていきます」

このようにネットプロテクションズは「後払い共通インターフェース」の公式提供を開始し、接続簡便化に加えて与信精度の向上・運用工数の削減・会員基盤へのアクセスも容易になり、決済手段を通してさらにECビジネスを後押しすることになりそうだ。

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