ファッションの参考にする国、女性は10~50代で「韓国」が1位、男性は全年代で「アメリカ」がトップに

ECのミカタ編集部

楽天グループ株式会社は、運営するフリマアプリの「楽天ラクマ」において、「ファッションの参考にする国」に関するアンケート調査をインターネットで実施し、その結果を公表した。なお、本調査は、2022年6月1日(水)~6月6日(月)の6日間、「楽天ラクマ」ユーザーの3,903人を対象に行ったもので、今年で7回目となる。

女性が参考にする国、10~50代で「韓国」がトップ

「日本以外で最もファッションの参考にしている国」(単一回答)を各年代の女性に質問したところ、60代を除く全世代で「韓国」が最も高い結果(10代:75.0%、20代:59.0%、30代:38.8%、40代:28.9%、50代:21.5%)となった。唯一、60代以上では「フランス」(29.3%)が1位になっている。

10代女性においては、2016年の調査開始時から今回まで、「韓国」をファッションの参考にしている割合が7年連続で1位を継続しているが、ピークである2020年(79.4%)と比較すると、2021年(77.3%)は2.1ポイント減、2022年(75.0%)は4.4ポイント減となっている。

「韓国」が減少傾向にある一方、「イギリス」は2021年(2.0%)から2022年(4.2%)のあいだで2.2ポイント増となった。

男性が参考にする国は、全年代で1位「アメリカ」

「日本以外で最もファッションの参考にしている国」(単一回答)を各年代の男性に聞いたところ、全年代で「アメリカ」が1位となった。

また、10代では2位「韓国」(12.4%)、20代と30代の2位は「イギリス」(20代:18.6%、30代:12.0%)、40代においては2位が「イギリス」と「イタリア」(ともに14.0%)、50代から60代以上においては2位「イタリア」(50代:22.2%、60代以上:21.6%)という結果になった。

2021年の調査では、20代においては2位「韓国」、30代と40代では2位「イタリア」だったが、今年は20代から40代の男性においては、「イギリス」が2位にランクイン。「イギリス」は昨年と比較すると、20代男性で7.1ポイント、30代男性で2.7ポイント、40代男性で4.0ポイント上昇している。

注目のブランド、10代女性は「SHEIN」「SONA」「KIRSH」、男性は10~40代までが「NIKE」

「ファッションの参考にしている国として回答した国の、最も注目しているブランド」(複数回答)について質問したところ、10代女性では「SHEIN(シーイン)」(n=22)、「SONA(ソナ 旧ソニョナラ)」(n=13)、「KIRSH(キルシー)」(n=10)が上位3位にランクイン。

「SHEIN」は中国発のブランドだが、「韓国」をファッションの参考にすると答えた人からも多くの支持を集めた。女性の30代、40代で「ZARA」(30代 n=32、40代n=16)、50代および60代以上では「CHANEL」(50代n=15、60代以上n=5)が1位となった。

男性の10代~40代までは、「NIKE」(10代 n=6、20代 n=10、30代 n=34、40代 n=39)が1位で、幅広い年齢層に支持されていることがわかった。「Supreme」(20代 n=8、30代 n=24、40代 n=19)は20代から40代の男性のトップ3にランクインしており、50代、60代以上の男性には「ARMANI」(50代 n=22、60代以上 n=7)「Ralph Lauren」(50代 n=19、60代以上 n=12)がランクインしている。

ファッションの参考にしている有名人、女性1位は「TWICE」、男性1位は木村拓哉

「ファッションの参考にしているアーティスト・タレント・著名人」をフリー回答で質問したところ、女性全体では1位「TWICE」(n=42)、2位「BTS」(n=21)、3位「BLACKPINK」(n=13)と男女問わず韓国グループがトップ3に名を連ねた。

「BTS」は、10代から50代の幅広い年代の女性に選ばれており、「BTS」を選択した回答者が選んだ好きなブランドには、ラグジュアリーブランドのほか、「BTS」がアンバサダーを務めるファッションブランドが挙げられていた。また、女性の4位には韓国グループ「aespa」と同数で、イギリスのロイヤルファミリーである「キャサリン妃」(いずれもn=9)が挙がっていた。

男性全体では木村拓哉(n=36)が最多。20代から60代以上の幅広い層に支持された2位は所ジョージ(n=16)で40代から50代の回答者が最も多く、3位の菅田将暉(n=13)は20代から50代までの回答者に選出されている。

注目する理由、韓中は「安さ」、米は「自分らしさ」、英仏は「伝統文化」

すべての回答者を対象に「ファッションの参考にしている国」に関して、「その国のファッションに注目する理由」(複数回答)を質問したところ、「韓国」は「安くて気軽に買えるから」(62.4%)が最も多く、同国では唯一「その国のタレント・アーティスト・著名人が好きだから」(37.1%)という理由がベスト3にランクインしていた。

前述の「ファッションの参考にしている人」ランキングでもトップ5に4組のK-POPグループがランクインしていることから、韓国のタレントやアーティストなどがファッションに影響を与えていることがわかる。

一方、「アメリカ」は「自分らしさを表現できるから」(43.3%)、「フランス」と「イギリス」は「その国の伝統的な文化が好きだから」(「フランス」43.4%、「イギリス」51.6%)、「イタリア」と「スペイン」は「信頼できるブランドがあるから」(「イタリア」50.5%、「スペイン」42.3%)が最も多い結果となった。

各国ファッションの情報源、韓・米・仏・英・西・中は「Instagram」が1位

各国ファッションの情報源を探るために、「ファッションの参考にしている国」の「ファッション情報をどのように得ているか」(複数回答)について質問したところ、「韓国」(59.7%)、「アメリカ」(37.5%)、「フランス」(40.8%)、「イギリス」(33.1%)、「スペイン」(39.4%)、「中国」(34.8%)では、「Instagram」が1位となった。

本調査において、情報源に「雑誌」が最も選ばれた国は「イタリア」(32.7%)であった。昨年は、「フランス」の1位が「雑誌」(42.2%)、「スペイン」の1位においては「ブランドサイト」(34.5%)であったが、今年は両国とも「Instagram」が1位という結果となっている。

本調査結果から、音楽やドラマなどのポップカルチャーの浸透度がその国のファッションへの興味・関心に大きな影響を与えていることがわかる。

また、各国ファッションの情報源として、イタリア以外の国に関してInstagramが1位になっていることにも注目だ。雑誌やブランドサイトに比べ、Instagramの影響力が相対的に高まっており、SNSを介した海外ファッション情報の収集は今後さらに活発になりそうだ。

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