ECサイト可視化・分析ダッシュボード「EC-DashBoard」がIT導入補助金2022の対象に

ECのミカタ編集部

KUROCO株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:齋藤 健太)は、同社が提供するECサイトのデータ可視化・分析ダッシュボード「EC-DashBoard」が、IT導入補助金2022の対象となったと発表した。また、2022年9月30日まで、ライトプランの無料トライアルも実施中だという。

「EC-DashBoard」がIT導入補助金2022対象サービスに

「EC-DashBoard」は20年以上にわたって蓄積してきたECサイト支援の実績・ノウハウを活かして開発した、ECサイト専用の可視化・分析ダッシュボード。ECサイトでの売上を伸ばすために注視すべき指標の可視化と、データ分析が簡単に行える。

2020年9月のリリース以来、おもに中小~中堅規模のさまざまな業態のEC事業者に導入・活用されてきた。今回、IT導入補助金2022対象サービスとなったことにより、所定の手続きを行うことで、導入事業者は費用の2分の1の補助を受けることができる。

ECビジネスの成果向上に欠かせない「数値データ」分析

コロナ禍で、人と人のリアルな接点を介さずに商品・サービスを販売できるECが注目されている。新たにECに参入する企業の増加はもちろん、すでにECでビジネスを展開している企業もEC領域に投下するリソースを増やすなど、ECビジネスのニーズが高まっている。

EC市場が伸びる一方、特に中小~中堅規模の企業では、ECの専任担当者がいない、あるいは専任チームがあってもリソースが足りずに成果の出る施策を打てない、といった課題が生じている。反対に、成果を出している企業の多くは、ECサイトでの日々の販売実績やアクセス実績といった「数値データ」の分析をもとに施策を講じている。

こうした状況を受けて、同社はこれまで20年以上にわたり培ってきたECサイト支援の実績・ノウハウを凝縮し、ECサイトでの売上を伸ばすために注視すべき指標の可視化と、データ分析をオールインワンで行うことができるECサイト専用ダッシュボード「EC-DashBoard」を開発した。

見るべき指標を一元的に可視化

見るべき指標を一元的に可視化

「EC-DashBoard」は、ECサイトにおける以下のような悩みを解決することを目指している。

・売上アップのための最適な施策を見出したい
・購買データやアクセスデータを、どのように見て、分析すれば良いか分からない
・分析しようにもデータの収集、整理に時間がかかりすぎてしまう
・施策が部分最適になってしまったり、効果を正しく計測できなかったりする状況にある
・扱うデータによってツールが異なり、データの管理がバラバラである
・見るべき指標や必要な分析が出来るスキルを持った人材が不足している

ECサイトで売上を上げるために見るべき指標を一元的に可視化。ダッシュボード内で分析を行うことができ、EC売上を伸ばすための素早い意思決定を可能にする。

「EC-DashBoard」導入による3つの効果

「EC-DashBoard」導入による3つの効果

① データ分析業務の効率化
売上を伸ばすために必要な購買データやアクセスデータの分析にかかる時間を大幅に削減。
平均:月50時間⇒月30分(導入企業の実績から算出)

② 費用対効果の最大化
実施した施策の効果を常にデータで確認・分析できるため、どの施策が売上に寄与しているのか(費用対効果)を把握できる。

③ データに基づいた意思決定
データに基づき施策実行・検証・改善を繰り返すことができるため、PDCAを適切に回し、最適な意思決定をすることが可能となる。

「EC-DashBoard」で出力可能な分析レポート 

「EC-DashBoard」で出力可能な分析レポート 

「EC-DashBoard」を活用することで、以下のような分析レポートを出力することができる(一部)。

【販売データ】
・顧客売上推移分析
・商品分析
・バスケット分析
・CPM分析
・商品転換分析
・アクセス分析

【アクセスデータ】
・eコマースサマリ
・主要KPI分析
・オーディエンスサマリ

IT導入補助金は中小企業・個人事業主が労働生産性向上に寄与するITツールを導入する際に受けられる補助金だ。中小事業者は資金が潤沢でない等の理由からツール導入が遅れがちだが、こうした補助金を活用しながら、効果的に売上向上や業務効率化に取り組んでいくといいだろう。

ECのミカタ通信23号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事