ゼウス、「EC-CUBE 4.2」対応決済プラグイン提供開始
株式会社ゼウス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:金子雄一、以下「ゼウス」または「同社」)は、株式会社イーシーキューブ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:金陽信、以下「イーシーキューブ」)が提供する「EC-CUBE 4.2」に対応した決済プラグインの提供を開始した。
追加開発なしで各種決済を導入できる
ECショップやBtoB事業者向けにクレジットカードをはじめとする決済サービスを提供するゼウスは、イーシーキューブが開発・提供するEC構築オープンソース「EC-CUBE 4.2」に対応した決済プラグインの提供を開始した。
EC事業者は、同社の決済プラグインを利用することにより、自社サイトにシステムの追加開発を行うことなく、クレジットカード決済、コンビニ決済及び銀行振込決済を導入できるという。
また同決済プラグインの提供に合わせて、EC-CUBEの制作会社を対象とした「代理店プログラム」を開始するとのことだ。
「EC-CUBE 4.2」対応決済プラグインの概要
「EC-CUBE 4.2」は、ログインの試行回数制限や、パスワード要件のPCI DSS ver4.0準拠をはじめとする合計6件のセキュリティ機能強化に対応している。また、フレームワークを最新のSymfony 5.4/PHP 8にアップデートしたことに加え、その他制度や国内法対応として、2023年10月から施行される「インボイス制度」に対応。
それだけでなく、これまでプラグインやカスタマイズでしか実現できなかった「改正特定商取引法」にも対応している。同社はこれらの点から「バグバウンティ」実施によりクオリティとセキュリティを高め、より長く安心して使えるバージョンになっているとしている。
進化する「EC-CUBE用決済サービス」
同社では、EC-CUBEを利用する事業者向けの料金プランとして、クレジットカード決済サービスを「初期・月額0円、決済手数料3.5%」で提供し、さらに3Dセキュア2.0(EMV3Dセキュア)をはじめとする多くのオプション機能を無料で提供してきた。
またBtoB専用のクレジットカード決済プランを業界最安値水準の「初期・月額0円、決済手数料2.45%」で提供しており、好評を得ているという。そして今回、「EC-CUBE 4.2」対応決済プラグインの提供が開始された。
これによりEC事業者は、自社ECサイトにシステムの追加開発を行うことなく、クレジットカード決済、コンビニ決済及び銀行振込決済が導入できることになり、購入者において意図する決済手段が無いことによる「カゴ落ち」を回避する上でも威力を発揮することになりそうだ。