JR東日本スタートアッププログラム2022の採択企業にジグザグが選出

ECのミカタ編集部

越境EC支援のジグザグ、JR東日本スタートアッププログラム2022の採択企業に選出

ウェブインバウンド・越境EC支援を行う株式会社ジグザグ(以下、ジグザグ)は、東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:深澤祐二)とJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田裕)が開催する、「JR東日本スタートアッププログラム2022」において、採択企業に選出されたことを公表した。

「JR東日本スタートアッププログラム」とは

ベンチャー企業を始めとした様々なアイデアを有する各方面から駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラム。

2017年度に初めて開催し、これまでに計94件の提案を採択している。

◆採択基準

▷概ね起業10年以内の企業を対象に、年度内にテストマーケティングを実施することを目指す

▷起業後間もない場合でも、JR東日本グループにおける事業アイディアの採用や当社グループの支援のもと事業の具体化を検討

上記の基準を元に、今回ジグザグは116社のうち「地域共創」のテーマ提案を含む10社のうち1社として採択が決定した。

「JR東日本スタートアッププログラム」の内容

「JR東日本スタートアッププログラム」の内容

◆テーマ:「越境ECを活用した地産品×海外拠点による新しい旅マエモデルの創出」

◆実施箇所:TRAINIART JRE MALL店、ホテルメトロポリタン プレミア 台北、One&Co Taipei

◆実施期間:2023年2月頃〜

ジグザグ事業概要

ジグザグは日本語のECサイトにJavaScriptタグを1行追加するだけで世界228の国と地域への海外販売対応を可能にする「WorldShopping BIZ」の開発・運営を行っている。

事業者は「WorldShopping BIZ」を導入することで、多言語対応・海外決済・海外配送までを一気通貫で提供することが可能となる。

◆主な機能

▷言語対応:海外からのアクセスに最適化された「多言語ナビゲーション」「入力フォーム」を表示

▷決済対応:主要クレジットカード、Paypal/銀聯/Alipay/AmazonPayなど多様な決済手段を利用可能

▷物流対応:インボイス作成、検品/梱包、国際郵便の手配

▷その他:商標保険付帯、カスタマーサポート対応、不正決済防止機能(セキュアペイメント)など

サービスページURL:https://www.worldshopping.biz

越境ECを利用したショッピング体験を提供

「JR東日本スタートアッププログラム」への参画について、ジグザグは以下のように述べている。

「国内EC事業者と海外に在住しているユーザーをつなぐ越境ECプラットフォームとして、コロナ禍で失われたインバウンド消費に代わり、『ウェブインバウンド(*1)』による越境ECを利用したショッピング体験を提供しています。今回、『JR東日本スタートアッププログラム』に採択されたことで、より簡単な越境ECサービスへの取り組みを加速し、日本の小売業者やブランドのグローバルEC事業の成長に対して新たなサービスモデルを創出していきます」

今回の選出により、ジグザグが運営する「WorldShopping BIZ」は、JR東日本グループのリソース・アセットを活用しながら、海外販売や越境ECの新たな価値創出へと取り組むこととなる。テーマでもある「地域共創」に沿った、地域産業との連携による新たなビジネスや、駅などの沿線生活における資産の新たな価値を創造することが期待されるだろう。

※1:「ウェブインバウンド®︎」は、株式会社ジグザグの登録商標

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