株式会社ACD 中国商戦「ダブルイレブン」でトップ20中12商品がランクイン

ECのミカタ編集部

中国最大の商戦「ダブルイレブン」でトップ20の中に12商品がランクイン

ANAホールディングスが出資する中国市場開拓支援サービスを提供する株式会社ACD(東京都港区)が、中国最大の商戦「ダブルイレブン」の実績速報を公表した。

昨対比145%の全体売上金額を達成

日本の特産品や逸品を全日空の冠のもと中国市場へ安心・確実なスキームでお届けする中国向けオンラインショップである。

越境EC実績を認められ2020年にアリババ社よりオファーを受け中国市場最大のECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」へ出店、加えて2021年9月より「京東(JD.com)」へも出店している。

以下は今回の「ダブルイレブン」における両店舗での実績となる。

◆集客・販売本数

▷天猫・JD全体で昨対比200%以上の集客を記録。全体売上金額は昨対比145%を達成。

◆商品ランキング(天猫国際の清酒焼酎カテゴリにおいて)

▷トップ20に12商品がランクイン
1位:日本盛
4位:日本盛
6位:肥前蔵心
10位:LINK888
11位:庭の鶯
14位:竹泉
15位:半蔵
16位:日本盛
17位:山形正宗
18位:竹泉
19位:半蔵
20位:山丹正宗

また、上記天猫国際の清酒焼酎商品ランキング1位を獲得した日本盛生原酒について、天猫とJD全体で初日販売本数昨対比130%超えを記録。(※2021年初日(24時間)と2022年初日(4時間)の販売本数比較)さらに、W11期間全体の日本盛販売本数は16,000本を突破し、販売本数昨対比約150%を達成した。

◆店舗ランキング
▷天猫:国際店舗で初日1位を獲得。(清酒焼酎カテゴリー)
▷JD :市場全体で開始1時間以内で1位を獲得。(清酒焼酎カテゴリー)

※全データは株式会社ACDの集計による

中国における日本酒市場は今後も拡大

今回の結果について、株式会社ACDの担当者は以下のように述べている。

「コロナによるロックダウンの影響が各所で見られる中でのW11開催となりました。弊社倉庫のある寧波(浙江省の都市)でも、10月14日からロックダウンがあり、物流への不安から開催が危ぶまれる時期もありましたが、 W11開始直前に解除となり、無事に開催することができました。例年行われていた売上金額発表が無いため、市場の見通しが立たない点は残念ですが、全日空海外旗艦店は無事に販売本数145%を達成しました。従来から力を入れていた天猫の販売だけではなく、JDの販促にも注力したことで好調となりました。中国における日本酒の人気は根強く、市場は今後も拡大すると感じさせるW11でした」

ダブルイレブンは別名「独身の日」とも呼ばれ、毎年11月11日に開催される中国最大のECショッピングイベントだ。そのようなビッグイベントにおいて、清酒焼酎カテゴリーという中でトップ20の半数以上がランクインしたことは素晴らしいことだろう。2021年以降、日本酒最大の輸出国は米国から中国へと変化していることから、今後も日本酒需要は増加していくかもしれない。さらに全体売上面でも145%と大きく伸長しており、中国国内で日本製品全体が注目されていることも伺えるだろう。来るアフターコロナにおいて、今後のインバウンド需要にも期待できる結果となったと言えるかもしれない。

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