キャッチボール、後払い決済で電子バーコードでのコンビニ収納の提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社キャッチボール(本社:東京都品川区、取締役社長:端郁夫、以下「キャッチボール」または「同社」)は、同社の3サービスにおいて、電子バーコード方式によるコンビニ収納の提供を開始した。

「セブン・ローソン・セコマ」で利用可能

キャッチボール社は、後払い決済サービス「届いてから払い」「後払い.com」「後払い.com forサービス業」の3サービスにおいて、2022年12月1日(木)より、電子バーコード方式によるコンビニ収納の提供を開始した。同社は、これにより紙の請求書の発行が不要になり、事業者は「コスト削減」や「オペレーション短縮による業務効率化」を図ることができるとしている。

同社の「電子バーコード方式」は、紙の請求書の代わりにメールで電子バーコードを届けるサービスだ。商品やサービスの購入後、メールで届くURLからスマートフォンを使って、マイページへログインし、電子バーコードを発行。従来通りのコンビニ後払いが可能になる。なお「電子バーコード」を利用できるコンビニエンスストアは、「セイコーマート・セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン」となる。

導入メリット

導入メリット

同社がまとめる導入メリットは次の通りだ。

◆利用者

▷いつも携帯しているスマートフォンを使ってバーコードの表示ができるため、紙の請求書の持ち運びが不要

▷請求書の紛失をするリスクがなくなる

◆事業者

▷請求書の印刷・発送が不要になるので、コスト削減が可能(1件当たり請求手数料:204円→169円[税抜])

▷同梱請求書から切り替えることで、オペレーション短縮になり、人件費の削減にも繋がる

負担軽減と利便性向上を実現

負担軽減と利便性向上を実現

公表に際して同社では次のように述べている。

「2022年は原材料やエネルギー費の高騰が続き、日本銀行が発表する企業物価指数は22年9月時点で、19か月連続で前年同時期を上回っています。このようななか、コンビニ収納代行費用の値上げも重なり、事業者様においてはさまざまな負担が積み重なる状況が続いています。このたび当社では、このような負担の軽減と、購入者様の利便性向上を目指し、電子バーコード方式を導入することといたしました」

同社の「届いてから払い」は、ECサイトや通販などでの買い物の際、商品が届いてから、豊富な選択肢の中より支払い方法を決めることができる後払いサービスだ。従来どおり現金によるコンビニでの支払いや銀行振込、郵便振替をはじめ、クレジットカード、スマホ決済、キャリア決済での支払いができる。さらに荷物の到着やサービスの提供確認がとれた取引の売上は、同社が100%立替を行うとしている。

ECにおいても多様な決済サービスを提供することは、顧客における満足度向上や、いわゆる「カゴ落ち」回避、そしてなにより売上向上の面で重要な要素ともなり、強化された同社のサービスは、多くのEC事業者にとって新たな選択肢ともなりそうだ。

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