NECモバイルPOS 飲食店の「店舗DXとPOSレジ」に関する調査を実施

ECのミカタ編集部

POSレジのタイプで、DX推進や業務改善の進捗に差 サブスク型POSの「連携のしやすさ」は見落とされやすい特徴

日本電気株式会社(以下:NEC)が提供する「NECモバイルPOS」は、コロナ禍で加速する飲食店の「店舗DXとPOSレジ」に関する調査を実施した。

調査概要

◆調査機関:日本電気株式会社

◆調査時期:2022年10月28日(金)~11月2日(水)

◆調査手法:インターネット調査

◆調査対象:飲食サービス業で従事し、店舗の運営管理に携わる男女

◆サンプル数:401人

▷飲食サービス業でサブスク型POSレジを導入している本社、運営本部または店舗の運営管理として関与している 174人

▷飲食サービス業でサブスク型POSレジを導入していない本社、運営本部または店舗の運営管理として関与している 227人

※本調査では小数点第2位を四捨五入しているため、数字の合計が100%とならない場合がある
※調査結果は全てNECモバイルPOS 調べ

74.1%が店舗DXは必要だと思うと回答

◆質問:店舗DXが必要だと思うか?

▷必要だと思う:38.9%
▷やや必要だと思う:35.2%

この結果から、約74.1%が店舗DXは必要だと考えていることが把握できるだろう。

◆質問:店舗DXが推進できていると思うか?

「推進できている」が31.7%にとどまる結果となっているが、サブスク型POSレジ導入企業は計45.4%が推進できていると回答。レガシーPOSレジ導入企業は21.1%にとどまり、その差は24.3ポイントとなっている。この結果は、サブスク型POSレジを導入することによって、店舗DXが推進できている可能性が考えられるだろう。

◆質問:店舗DXの阻害要因は?

▷システムに関する知識不足:52.6%
▷POSレジにおける連携開発に時間や費用がかかる:40.1%
▷POSレジと連携しなければいけないものが多い:31.7%

この内容からも、店舗DXとPOSレジには深い関係があることが推察できるだろう。

◆質問:導入しているサービスは?

上記のグラフからも分かるように、最も多い回答は「電子決済サービス(クレジットカード)」となった。しかし、導入しているPOSレジで比較をすると、サブスク型POSレジ導入企業は82.2%が導入しているのに対し、レガシーPOSレジ導入企業は52.9%と29.3ポイントの差となっている。

さらに、その他「電子決済サービス(バーコード決済)」、「予約管理サービス」、「電子決済サービス(電子マネー)」でじゃ30ポイントの差があり、レガシーPOS導入企業は周辺サービスを導入できていないという企業が多いことが分かるだろう。

◆質問:導入しているサービスの詳細

最も導入している企業が多いサービスは、やはり「クレジットカード」であった。POSとの連携をしていると回答したサブスク型POSレジ導入企業は64.9%であった一方、レガシーPOSレジ導入企業は29.5%にとどまり、その差は35.4ポイントとなっている。

その他、差異があった項目では「モバイルオーダー(店内)」や、「予約管理サービス」は20ポイント以上の差がつく結果となった。サブスク型POSレジを導入している企業は、導入している周辺サービスが多く、さらにPOSと連動している企業も多いことが分かる。サブスク型POSレジを導入している企業のDXが進んでいることを改めて示唆する結果となったと言えるだろう。

63.2%がサブスク型POSレジはDX推進の役に立っていると思うと回答

◆質問:サブスク型POSの導入が店舗DXの推進に役立っていると思うか?

▷とてもそう思う:23.0%
▷そう思う:40.2%

計63.2%がサブスク型POSレジはDX推進の役に立っていると思うと回答した。

◆質問:レガシーPOSレジからサブスク型POSレジに変えたい理由は?

▷継続的に機能強化が可能だから:43.9%
▷売上を分析できるから:35.4%
▷リアルタイムで管理できるから:32.9%

サブスク型POSレジは主に「リアルタイムでの管理」や「連携のしやすさ」にメリットがあると考えられており、「連携のしやすさ」はサブスク型POSの見落とされがちなメリットなのかもしれない。

◆質問:サブスク型POSレジ導入によるおすすめしたい項目は?

▷リアルタイムで管理できる:84.5%
▷売上を分析できる:83.9%
▷故障した場合も代替機が簡単に調達できる、連携がしやすい:78.7%

◆前問とサブスク型POSレジに変えたいと回答した人の理由を比較

「リアルタイムで管理できるから」、「連携がしやすいから」という項目において、50ポイント以上の差がついていることが分かる。実際にサブスク型POSレジを使用してみて初めて、「リアルタイムでの管理」や周辺サービスとの「連携のしやすさ」にメリットを感じた企業が多いのかもしれない。とくに「連携のしやすさ」はサブスク型POSの見落とされがちなメリットであると考えられるだろう。

◆レガシーPOSレジからサブスク型POSレジに移行した際の連携対応

連携の「時間」、「手間」、が減ったという回答半数以上となっており、より利便性が向上したことが分かるだろう。

調査結果まとめ

調査結果まとめ

◆サブスク型POSの導入が店舗DXの推進に役立っていると思うと6割以上が回答

◆7割以上が店舗DXを「必要だと思う」と回答

◆サブスク型POSレジ導入企業は45.4%が店舗DXを「推進できている」のに対し、レガシーPOS導入企業は21.1%にとどまる

◆サブスク型POSの利点である「リアルタイムでの管理」や「連携のしやすさ」の理解に対してサブスク型POS導入、未導入の企業間で顕著な差

◆「リアルタイムでの管理」や「連携のしやすさ」というサブスク型POSの特徴に、サブスク型POS未導入企業の多くは気づいていない

従来のPOSは、税制変更やデリバリーやテイクアウトへの対応など、社会情勢の変化に応じた機能を追加するたびに、高額なコストや手間を利用者側で全て負担する必要があった。しかし、サブスク型POSであれば機能追加はバージョンアップの形でサービス提供側が実施するため、利用者自身が手間を掛ける必要がない。今回の調査結果からも分かるように、店舗DX化にはサブスク型POSレジの導入が鍵となっていることが推察される。今回の調査結果は、今後より多くの店舗においてサブスク型POSレジが使用されるきっかけとなるかもしれない。

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