再春館製薬所が『ドモホルンリンクルYahoo!店』をオープン

ECのミカタ編集部

株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役CEO西川正明、以下「再春館製薬所」または「同社」)は、「Yahoo!ショッピング」に「ドモホルンリンクルYahoo!店」を開設した。

デジタルを重要な位置づけに

再春館製薬所は、2022年12月14日より「Yahoo!ショッピング」にて「ドモホルンリンクルYahoo!店」を開設した。同社は、これにより主力ブランド「DomohornWrinkle(ドモホルンリンクル)」および「Lashiku(ラシク)」各商品の販売をスタートするとしている。

周知のように「ドモホルンリンクルYahoo!店」を開設する「Yahoo!ショッピング」は、2022年10月にPayPayモールとサービスを統合させている。その上で同社は、LINEギフトとの注文連携も開始するなど、集客面・消費者へのサービスにおいてオンラインが重要な役割を担うことになるとしており、同社がデジタル化、EC化を近年特に重視していることがうかがえる。

通販老舗のEC化が加速

通販老舗のEC化が加速

再春館製薬所は、1983年にコールセンターを熊本に開設して以来、電話を中心とした通信販売を展開してきた。しかし、インターネットの普及とともに電話だけの応対だけでなく、自社ECサイトを開設し、メールやチャット、LINEなどのオンライン対応が拡大し、現在では全体売上の50%以上がオンライン経由へと変化しているという。

オンライン上では特に化粧品において「これまでに購入したことのないブランドを購入する割合が高い」という傾向が強いという傾向があり、さらにオンラインモールにおいて、最も閲覧者数が多いのは「楽天市場」で5,104万人、「Amazon」が4,729万人、「Yahoo!ショッピング」が2,288万人となっており、情報収集の接点として、同社においてもオンラインモールが重要な役割を果たしているという。

消費者を知る上でECモールは重要

同社は、先述の状況を踏まえた上で、消費者のブランド認知や検討意向を高めるためには、オンラインモールという場所が重要であると考え、2016年の「Amazon」出店に続き、2つ目の外部ECとなる「Yahoo!ショッピング」への出店に至ったとのことだ。

伝統と知名度を有する同社は、長らくアナログでの通販で実績を重ねてきたが、デジタル化、EC化によって大きく変化しているようだ。今回、2つ目のモールへの出店となり、同社の販売割合や情報収集、顧客との接点の面でも、さらにECの比重が高まることになりそうだ。

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