LINE運用支援ツール「LSEG」タブ切り替えリッチメニュー機能を提供開始
「ECマスターズクラブ」を運営する日本ECサービス株式会社(以下:日本ECサービス)は、LINE公式アカウント運用支援サービス「LSEG」にて新たにタブ切り替えリッチメニュー機能の提供を開始したことを公表した。
最大24個のコンテンツを案内
リッチメニューは、LINE公式アカウントを活用してモールで売上を上げるために、欠かせない機能のひとつである。通常、リッチメニューは最大6つまでのコンテンツを設定することが可能だが、モールのイベントやセールの案内、クーポン、新商品の告知、問い合わせの導線やチャットボットなど、売上につながるコンテンツを多く設置したいものの、取捨選択しなければいけない点が課題となっていた。
「LSEG」ではこのリッチメニューを拡張し、最大で4つのタブを設置可能になった。4つのタブそれぞれに6個のコンテンツを設置できるため、最大24個のコンテンツを案内することができる。
さらに、それぞれのタブのレイアウトも6つのメニュー、2つのメニューなど自由に組み合わせをすることが可能であり、これによって注文情報のLINE連携を促す導線も、より自然にかつインパクトのあるビジュアルで訴求が出来るようになるだろう。
タブ切り替えリッチメニュー機能は、楽天やYahoo!ショッピングをはじめとした各種モール用LINE公式アカウントはもちろん、自社サイト用のLINE公式アカウントでも利用することが可能で、ひとつの管理画面で一元管理することが出来る。またセグメント配信にも対応しており、各種タグ情報や、購入者・未購入者といった注文情報に応じて異なるコンテンツを配信することで、よりパーソナライズしたリッチメニューの設計が可能になっている。
LINE公式アカウントのシェアが容易に
同時実装された「LINE公式アカウントシェア」の機能を使うことで、LINEの友だちから、知人や家族にLINE公式アカウントをボタンひとつでシェアできるようになった。これにより、今までよりも効率的にLINE友だちを増やすことが可能になるだろう。LINE公式アカウントシェアの機能はリッチメニューはもちろん、カードタイプメッセージやリッチメッセージから動作することもできる。
楽天市場ではLINE公式アカウントを活用している約4,700ショップの20%以上にあたる、およそ1,000ショップが「LSEG」を導入している。前述した通りモールのイベントやクーポン、新商品や問い合わせなど売上に繋がるコンテンツを取捨選択しなければいけない状況は、多くの事業者にとって心苦しい場面が多くあっただろう。今回提供が開始されたタブ切り替えリッチメニュー機能は、そのような悩みを一気に解決できるはずだ。本機能を活用した訴求がどこまで売上向上に繋がるのか、注目すべきと言えるだろう。