aishipとBuyee Connectが連携、越境ECがよりスムーズに
tenso株式会社(以下「tenso」または「同社」)は、株式会社ロックウェーブ(本社:滋賀県大津市、代表取締役:岩波裕之)が運営するクラウド型ECサイト構築ASP「aishipシリーズ」と越境EC支援サービス「Buyee Connect」の連携を開始した。
aishipからBuyee Connectを申し込める
BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee」を運営するtensoは、ロックウェーブが運営するクラウド型ECサイト構築ASP「aishipシリーズ」と越境EC支援サービス「Buyee Connect」の連携を開始した。
今回の連携により、「aishipシリーズ」で構築したECサイトの事業者は自社ECサイトの管理画面上にある専用申し込みボタンから「Buyee Connect」の申し込みが可能になる。
国内EC運用のまま越境EC対応が可能に
「Buyee Connect」は、新たに海外からのアクセス者に向けた専用カートを開設し、多言語CS対応、海外配送、決済などの必要な機能は全て「Buyee」が対応するという。同社は、これによりEC事業者において国内ECのオペレーションを変更せずに越境EC対応が可能となるとしている。
また「aishipシリーズ」と「Buyee Connect」の連携により、EC事業者のサイト構築からサイトの越境化、海外向けプロモーションのサポートまでもが可能になり、日本企業におけるECのグローバル化を支援するとのことだ。
越境ECにチャレンジする事業者をサポート
公表に際して同社では次のように述べている。
「『Buyee』は、412万人以上の会員数を抱えリピーターも多いサービスです。北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、一律300円/オーダー毎の明朗かつ割安な手数料で、海外のお客様が少ない負担で日本の商品を購入いただける仕組みを提供しています。また、BEENOSグループのBeeCruise株式会社は、越境ECにチャレンジする企業様をサポートするキャンペーンを定期的に開催するなど、海外向けプロモーションを支援し、日本の企業の越境ECでの流通拡大に貢献できるように努めています」
同社はまた、「Buyee Connect」が、初期費用および月額費用ともに無償のため、越境化に伴う費用負担が軽減されるとしている。それに加えて海外販売オペレーションもBEENOSグループが行うことから、日本の事業者は従来通りの国内ECの運用のみで海外販売が可能となるとしており、連携によって同社のソリューションの価値がさらに高まることになりそうだ。