DearOne 「ユーザーインタビュー for OMO / EC」を提供開始

ECのミカタ編集部

DearOne、ユーザーインタビュー for OMO / ECを提供開始

株式会社NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社である株式会社DearOne(以下:DearOne)は、OMOアプリやECサイト、サブスクリプションサービスのグロースを目的とした定性調査サービスとして「ユーザーインタビュー for OMO / EC」の提供を開始したことを公表した。

インタビューを元に改善施策を作成

「ユーザーインタビュー for OMO / EC」は、企業アプリやECサイト、サブスクリプションサービスを利用している顧客に対してインタビューを実施できる。1対1はもちろん、グループインタビューのどちらにも対応可能であり、対面もしくはオンラインで実施可能される。

◆インタビューだけではなくアプリ、ECの改善案・施策を導くところまで支援

ECサイトやサブスクリプションサービスのグロースマーケティング支援のノウハウが豊富なDearOneが、インタビュー結果を踏まえたプロダクトの改善施策作成まで伴走する。

◆インタビューによる定性的な情報・仮説を、定量データを元に検証可能

DearOneは行動分析ツール「Amplitude」による豊富な定量分析のノウハウを持つ。インタビューの結果から施策や改善案が見えてきた後に、その施策の効果を定量的に予測、同様の行動を行う顧客がどの程度いるか把握したいというニーズにも応じられる。

※:定量分析を行うには、Amplitude(無償版も可)の導入が必要
※:定量分析は別途費用が発生

◆自社でインタビューを内製化できるようナレッジを共有

インタビュー結果の動画や報告書だけではなく、使用した質問事項や募集文面案なども納品。以後のインタビューを自社で内製化できるよう支援してもらえる。

実施価格は100万円〜(デプスインタビュー、4名、対面実施の場合)であり、実施期間は2〜3日程度(インタビュー参加者が4~8名の場合)となっている。

顧客への解像度を高める

顧客への解像度を高める

DearOneはこれまでアプリ開発サービス「ModuleApps」を通じて、エンタープライズ企業を中心に200以上のアプリの開発実績がある。さらに、50を超える企業のアプリやECサイトに対してグロースマーケティング支援を行ってきた。

これらの経験を生かした定量データ分析に加え、今回提供する「ユーザーインタビュー for OMO / EC」によって、定性分析の支援も可能になったと言えるだろう。特にデジタルプロダクトやデジタルマーケティングに関わる場合、GoogleAnalyticsやAmplitudeによる定量分析はできているが、実際の顧客像がつかめていないという課題を抱えている事業者は多い。

定量分析だけでは見つけられない顧客の行動の背景やインサイトを、本サービスを通じて探ることにより顧客の解像度を高め、良質な顧客体験を提供できるアプリやECへと改善できるようになるはずだ。また、データだけでは読み取れない生の声を参考にすることは、効率の良い施策改善に繋がるだろう。定量分析を元にした施策だけでは、思ったような成果が現れないと悩む事業者にとって大きな助けとなることが期待される。

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