ビズテーラー・パートナーズが【EC向け広告審査代行サービス】を開始
イー・ガーディアン株式会社(東京都港区、代表取締役社長:高谷康久、以下「イー・ガーディアン」または「同社」)と、株式会社CARTA HOLDINGS(東京都渋谷区、代表取締役会長兼CEO:宇佐美進典、代表取締役社長兼COO:新澤明男、以下「CARTA HD」)との合弁会社である、株式会社ビズテーラー・パートナーズ(東京都中央区、代表取締役社長:倉持良、以下「ビズテーラー・パートナーズ」)は、「EC事業者向け広告審査代行サービス」の提供を開始した。
広告の健全性やEC事業者の信頼性を担保
イー・ガーディアンとCARTA HDとの合弁会社である、ビズテーラー・パートナーズは、2023年1月、ECサイト運用に関わる広告の経験やノウハウを集約した「EC事業者向け広告審査代行サービス」の提供を開始した。同社は、これによりEC事業者において広告の健全性や信頼性の向上を実現でき、ECサイト事業運営における負担を軽減できるとしている。
ビズテーラー・パートナーズは、2020年4月にイー・ガーディアンとサイバー・コミュニケーションズ(現:CARTA HD)の合弁会社として設立以降、インターネット広告の入稿から運用までをワンストップで提供し、広告・マーケティングに特化したビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業を展開している。
「EC事業者向け広告審査代行サービス」概要
◆サービス提供モデル(業務委託契約)
▷件数契約:従量制
▷時間契約:一定の稼働時間を確保
▷席数契約:専属スタッフを配置
◆審査対象物
▷ランディングページ(LP)、Webサイト、SNS投稿文、チラシ、カタログ、動画等
◆審査方法
▷〇×審査:審査対象にNGがあるかないかを〇×で納品
▷NG全指摘審査:審査対象のNG箇所全てをその理由と共に納品
▷リライト:審査対象のNGを適切な表現にリライトして納品
◆対応実績(一部)】
▷ECサイト運営会社:ECサイト掲載商品ページのリライト業務
▷ネットショッピング運営会社:商品ページ、チラシ、SNS投稿文等のリライト業務
▷ウェブメディア運営会社:健康食品・コスメ等のWebページのリライト業務
EC事業者における広告審査の負担を軽減
公表に際して同社では、次のように述べている。
「昨今、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、ECサイトの利用者が増加しています。一方で、多くの事業者が新たにECサイト事業を導入したことにより、EC市場での競争が激化し、その結果、EC事業者はWebページ(ECサイト)の掲載だけでなく、SNSによる情報発信やライブコマースの導入など、様々なチャネルの活用が必要となり、その結果、広告をチェックする負担(件数)が増大しています。そこで、ビズテーラー・パートナーズは、これまで提供してきた広告審査の経験やノウハウを活かし、『EC事業者向け広告審査代行サービス』を提供する運びとなりました。本サービスでは、広告審査専門スタッフが、Webページ(ECサイト)、SNS投稿文、チラシなど様々な媒体のチェックを代行することで、広告の健全性や信頼性の担保並びに、EC事業者の負担軽減に貢献いたします。今後もビズテーラー・パートナーズ及びイー・ガーディアングループは、ミッションである『We Guard All』の実現に向け、人々の生活をより便利に、豊かにするサービスの開発に尽力して参ります」
ECにおけるマーケティングやプロモーション施策を展開する上で広告などペイドメディアの活用は、言うまでもなく重要な要素だ。一方で同社も述べているように出稿における審査は避けて通れない部分であり、業務的な負担にもつながる。また基準に即した広告を出稿することは、事業者のブランド価値の維持にも直結する部分だ。同社の新サービスは、まさにこうした課題に対応したものであり、広告施策を展開する多くのEC事業者にとって、新たな選択肢ともなりそうだ。