ペット用商品の「FINAL ANSWER」ECサイトが「ecforce」を採用
株式会社SUPER STUDIO(所在地:東京都目黒区、代表者:代表取締役 CEO 林紘祐、以下「SUPER STUDIO」または「同社」)は、株式会社FINAL ANSWER(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:豊田陽一、以下「FINAL ANSWER」)に同社の「ecforce」が導入されたことを公表した。
ペット向け商品を提供するFINAL ANSWERに導入
SUPER STUDIOは、ペットに関する悩みに対応した菌活サプリメントやスキンケアスプレーを提供するFINAL ANSWERに同社のECプラットフォーム「ecforce」が導入されたことを公表した。
FINAL ANSWER(ファイナル・アンサー)は、「皮膚と耳のトラブルに悩む犬猫と飼い主様に希望を届ける」をミッションに掲げ、獣医師が動物病院を運営しながら創業した企業だ。
犬猫向けのプロダクトとして、腸内細菌フローラを豊かにする菌活サプリメント「FINAL ANSWER No.1」(ファイナルアンサー ナンバーワン)と、皮膚が本来持っている恒常性機能を最大限活かすスキンケアスプレー「FINAL ANSWER No.2」(ファイナルアンサー ナンバーツー)の2つを提供している。
動物病院では幅広い病気や症状を診る必要があるため専門性に課題があることが多く、その専門医は都心部に集中しているという。専門診察を受けられない地域に住むペットや飼い主にも希望を届けたいという思いから、プロダクト開発を開始したそうだ。
FINAL ANSWERのプロダクトの強みは、国内でも数少ない獣医皮膚科専門医が開発していることだという。実際の診察でもFINAL ANSWERのプロダクトを使用することで効果を実感しているため、自信をもってユーザーに薦めることが出来ているとしている。
ecforce導入の背景・FINAL ANSWERのコメント
友人の経営者がecforceを利用していたことがきっかけです。ecforceはEC運営に必要な機能がオールインワンで備わっているため非常に便利であり、対応も丁寧という印象を持っていました。しかし、EC開設当初は固定費を抑える必要があったため、海外の安価なECカートシステムも検討していました。海外のECカートシステムは、安価でアカウント開設が簡単である一方、操作のしづらさやわかりづらさ、トラブルが起こった時のサポート体制や運用工数に不安がありました。また、今後の理想として、定期通販の実施や長期継続ユーザーへの割引・還元なども行っていきたいと考えていたため、標準機能が豊富で、導入後もスムーズに運用できるecforceに決めました。
ecforceの導入で、オペレーション業務の大幅な工数削減が実現できています。例えば決済が失敗した時や注文がキャンセルされた時など、手動で対応する必要がありましたが、ecforceの「自動化設定機能」のおかげでユーザーのステータスに応じた対応を自動で行えています。他にも、EC開設当初は発送作業を自分たちでやることを想定していましたが、倉庫の自動連携で注文を受けてから発送までの作業を自分たちの手を動かすことなく運用できているため、大幅な工数削減に繋がっています。また、ecforceは管理画面が非常に扱いやすいことが特徴的です。継続率を細かく分けて分析をしているのですが、管理画面上で直感的に可視化されているため非常にスムーズに行えています。
ecforceは、必要な工程ではありながらもなるべく工数を削減したい業務を自動化できるため、そこで生まれた時間を獣医師として一番大事にしたいユーザーとのコミュニケーションに時間を使うことができ、それが事業の成長にも繋がっていると実感しています。「FINAL ANSWER No.2」の立ち上げ時に「ecforce consulting」を依頼しました。ecforceの担当者から専門的なアドバイスをたくさんいただき、実行するところまで徹底的に寄り添ってもらいました。ecforceは、本来経営者が向き合うべきところに集中できるサポート体制を構築してくれるので、最短・最速で前進でき非常に助かっています。
また、ecforceは事業を軌道に乗せる前はオペレーションコストがかからず運用ができ、軌道に乗せた後も豊富な機能やオプションが用意されているので、やりたいことがすぐに実現できる強みがあります。実際に広告を使った顧客獲得の強化も予定していますが、その施策に最適な機能が既にあるため利用を予定しています。今後もこの強みを最大限活用していきたいです。
今後ecforceで試してみたい機能は「会員ランク機能」です。ランクアップに伴って割引率が上がるのでユーザーに喜んでいただけると思いますし、FINAL ANSWERとしても長期継続ユーザーへ感謝を伝えていきたいです。プロダクトを通してペットへの健康意識が高まることは獣医師として非常に嬉しいこと。昔からのファンを大切にしながら、プロダクトを広げていきたいと考えています。
現在開発中のプロダクトは、耳のケア剤と口のケア剤です。既に動物病院や皮膚科専門診察で導入を開始しています。実際の診察で効果が実感できるまで改善を繰り返し、自信を持って販売できるプロダクトを開発していきます。動物病院への来院理由の大部分が皮膚と耳です。FINAL ANSWERはプロダクト開発と情報発信を通して、この来院数を半分にしたいと考えています。ペットの悩みで困っている人を減らすことが獣医師としての一番の喜びです。
EC/D2Cメーカーの売上最大化に寄与
また、EC・D2Cビジネスを行う上でFINAL ANSWERが重要視していることは、継続的にユーザーとコミュニケーションを取りながらコンセプトを伝え続けることだという。FINAL ANSWERのプロダクトは、正しい使い方で、正しい期間使い続けることに意味があるとしている。
中途半端な理解で「1カ月で良くならなかったから諦める」といった事態を避けるためにも伝え方は工夫しているそうだ。例えばInstagramの投稿やライブ配信を活用し、ユーザーからの質問に答えたりプロダクトの正しい使い方をレクチャーしたり、外部講師を招いて治療法やこれからの獣医療の可能性を話すセミナーを定期的に開催。
ユーザーと継続的にコミュニケーションを取ることで、信頼の獲得や商品への興味関心を抱くきっかけに繋っており、プロダクトの使用有無に関わらず飼い主様の悩みに寄り添うことは、獣医師として必要なことだと述べている。
さらにecforceでは、最新のテクノロジーを活用した再現性の高いEC運営を実現する「次世代EC構想」の開発を進めているとのことだ。データドリブンなEC運用でEC/D2Cメーカーの日々の業務の最適化を促し、消費者(購入者)の利便性向上につながる機能開発やパートナー企業との協業・サービス連携など、ecforceを導入するEC/D2Cメーカーの売上最大化に寄与するとしており、顧客に寄り添う形でのEC展開支援がさらに加速することになりそうだ。